グローバルスタッフィングリサーチセンター GSR レポートVol.3 刊行
『より多くの人々に雇用機会を─
人材派遣業界が労働市場の機能改善に貢献するために』
総合人材サービスのフジスタッフホールディングス(東京都千代田区、増山浩史・代表取締役社長)とランスタッド(東京都千代田区、小泉明正・代表取締役社長)が共同発足したグローバルスタッフィングリサーチセンター(略称:GSRC/以下、GSRC)は、第3回目の活動報告として、GSR レポートVol.3『より多くの人々に雇用機会を-人材派遣業界が労働市場の機能改善に貢献するために』を訳出刊行いたしました。
2009年10月6日(火)より、冊子2,000部を関係機関、業界団体、関係各社に無料で配布するほか、弊社HPで公開いたします。
今回配布するGSRレポートVol.3 は、Eurociett※1 の調査レポート※2を日本語に翻訳したものです。
当レポートは主に、EU労働市場における人材派遣業界の効率的な役割や、経済成長と雇用創出への貢献について報告しています。また、人材派遣業界の一層の貢献を妨げる障壁(不当な規制上の制限、根強い誤解等)を挙げ、障壁の撤廃に向けた取り組みと規制当局への要請事項を挙げています。
【 EUにおける人材派遣業界の貢献 】
○ 雇用の更なる創出に貢献し、失業を減少させている
○ 企業の競争力の強化や、常用雇用の維持にも一役かっている
○ 企業が中核事業に集中するのを支援している
○ 労働市場への参入または復帰の足掛かりとしての役割を果たしている
○ 労働者の職業生活の各段階において、柔軟な働き方を提供している
総務省によると、2009年8月の完全失業率は5.5%と、雇用情勢は引き続き厳しい状況が続いています。現在、わが国では労働者派遣法の規制強化が検討されていますが、極端な規制強化は、経済成長の停滞や雇用情勢の更なる悪化を招く恐れがあります。
派遣制度についての冷静な議論が求められる中、日本の労働市場のあり方や派遣労働を含む臨時労働の社会・経済的意義について再考する際の参考資料として、本冊子をご活用いただきたいと考えております。
※1 Eurociett
CIETT(国際人材派遣事業団体連合)を構成する5 地域(欧州、アフリカ、北米、南米、アジア太平洋)のうち、欧州を統括する組織。
※2 『More work opportunities for more people〜 Unlocking the private employment agency industry’s contribution to a better functioning labor market』(2007年)
本レポートは、Eurociett が国際的な経営コンサルティング企業であるベイン&カンパニーに委託し、その助言と支援を受けて行なった研究に基づいている。この調査は、フランス、英国、オランダ、ドイツ、ベルギー、スペインに重点を置いている(6ヵ国の売上が2006年のEU派遣労働市場の約85%を占める)。当レポートは、世界中の主要な専門家へのインタビューとヨーロッパレベルで収集した幅広いデータに基づいて作成した。
【 グローバルスタッフィングリサーチセンター概要 】
人材派遣を中心とする人材サービスの経済および社会における重要性に関するグローバル動向分析を行い、調査結果を四半期に一度程度のペースで小冊子にまとめて発行
名称: グローバルスタッフィングリサーチセンター(略称:GSRC)
所在地:フジスタッフホールディングス株式会社東京本社(東京都千代田区)
URL: http://www.fujistaff-holdings.jp/gsrc/index.html
*『より多くの人々に雇用機会を』は弊社HP で閲覧・ダウンロードいただけます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
フジスタッフホールディングス http://www.fujistaff-holdings.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月6日