障がい者専門の人材紹介会社 テンプスタッフフロンティア
Webクリエイティブ業務に特化した人材紹介を強化
総合人材サービスのテンプグループで障がい者に特化した有料職業紹介事業、採用コンサルティングを手掛けるテンプスタッフフロンティア(東京都中央区、中村淳・代表取締役社長)は、Web製作会社ワンセルフ(東京都新宿区、祖上仁・代表取締役)と業務提携し、Webクリエイティブ業務に特化した人材紹介事業を強化してまいります。
2008 年の民間企業の障がい者就労者数は、325,603人と、前年比7.6%増加していますが、中小企業では採用余力がないことや、一人ひとりが幅広い業務を担当するため業務の切り分けが難しいなどの理由から、大手企業に比べ、雇用率が低いのが現状です(※1)。しかし、2010年7月の納付金制度(※2)の改定により、中小企業では、障がい者の雇用率アップが求められるため、今後、中小企業における障がい者雇用への積極的な取り組みが予想されています。中でもWeb クリエイティブ業務は、HPは作成したものの更新業務を行う専門人材が不足しており、また業務が切り分けやすく、かつ定量的な評価も行えるため、今後、中小企業からの需要拡大が見込まれています。加えて在宅での業務が導入しやすいため、通勤が困難で就業できない障がい者への就業支援も行える利点があります。
弊社では、このような状況をかんがみ、Web製作会社ワンセルフと業務提携し、両社の強みを活かした補完関係を構築することで、Webクリエイティブ業務への紹介事業を強化してまいります。弊社では、ワンセルフがWeb製作事業で培ったWebクリエイター獲得ノウハウを活かし、障がいをもつ専門性の高いWebクリエイティブ人材の獲得につなげてまいります。一方、ワンセルフでは、弊社グループの全国的な営業ネットワークを活用した就業先の開拓と弊社が有する幅広い登録者へ求人情報の提供が可能となります。
また、ワンセルフは、同事業の推進に際し、障がい者専門のコミュニティサイト「7G(seven-gods)」および、Webクリエイティブに特化した障がい者人材紹介サイト「7G-career」を10月下旬に立ち上げ、求職者同士のコミュニティ形成や、有益な情報提供を行い、求職者を支援してまいります。加えて、障がい者の起業家を育成するコンテスト「ユニバーサルベンチャー・ビジネスプランコンテスト」を2010年1月17日に初開催し、同社およびWebサイトの知名度を高め、専門性の高い人材の獲得を目指します。弊社では、今後も障がいをもつ求職者の就労支援の推進と、企業への障がい者雇用支援を強化してまいります。
(※1) 厚生労働省発表:2008年度の障がい者雇用率は全国平均1.59%(1,000人以上規模企業1.78%、500〜999人規模企業1.59%、300〜499人規模企業1.54%、100〜299人1.33%、56〜99人規模企業1.42%)
(※2) 常用雇用労働者数301人以上で、障がい者雇用率(1.8%)未達成の事業主は、不足する障がい者数に応じて、1人月額5万円の「障害者雇用納付金」の納付が義務づけられる。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月2日