パソナキャリア
「転職を考えるきっかけ・転職を決意するとき」に関する調査結果
パソナキャリア(東京都千代田区)では、『「転職を考えるきっかけ・転職を決意するとき」に関する調査』を実施しましたので、その結果をご案内いたします。
【 調査結果概要 】
■ 転職を考えるきっかけは「仕事の幅を広げたかったから」「会社の将来への不安」「年収・待遇面での向上」。
■ 転職を決意するときは「仕事の幅を広げたかったから」「会社の将来への不安」「会社都合」。
■ 転職を決意するときで「会社都合」と回答した人の割合は、年代が高くなるほど比率が高くなる傾向に。
【 調査結果詳細 】
「転職を考えはじめるきっかけ」として上位にあげられたのは、「仕事の幅を広げたかったから」(47.2%)、「会社の将来へ不安を感じたから」(46.3%)、「年収・待遇面を向上させたかったから」(35.1%)となりました。それに対し、転職を決意するときについてたずねたところ、「仕事の幅を広げたかったから」(16.4%)、「会社の将来へ不安を感じたから」(15.1%)、「会社都合」(14.5%)という順となりました。
特徴的な点としては、「会社都合」が転職を考えはじめるきっかけでは、上位3項目にはあがらなかったのに対し、転職を決意するときでは、3位となっている点です。また、年代別にみると「会社都合」の割合は、20代前半で8.3%、20代後半で11.1%、30代前半で13.5%、30代後半で23.3%、40代前半で37.3%という結果となり、年代があがるほど、「会社都合」で転職を決意された方の割合が高くなる傾向となっています。現在の世相をうつした結果といえるかもしれません。
また、「転職を考え始めるきっかけ、転職を決意するとき」業界別に見ると、それぞれに特徴が見られ、特に製造業、金融業、流通・サービス業、管理部門系が特徴的な結果となりました。製造業では、「会社の将来性」や「自己評価への不満」といった点、金融業では「会社都合」、流通・サービス業では「残業時間」「勤務条件」といった労働環境、管理部門系では「会社の将来性」といった点が、他業界に比較すると高い比率となっており、それぞれの業界の市場・状況を反映した結果といえそうです。
【 調査の概要 】
調査方法: パソナキャリアにご来社いただいた転職希望者に対してアンケート用紙にて回答を回収
調査期間: 2009年7月1日〜2009年7月31日
回答件数: 807件
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
パソナキャリア http://www.pasonacareer.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月18日