インテリジェンス、求人情報サービス「an」
2009年6月求人検索フリーワード〜「寮」が最多に
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する求人情報サービス「an」は、2009年6月の1ヵ月間、「an」の3サイト「anエリア」「anセレクト」「anレギュラー」にて、サイト利用者が求人検索にて入力したキーワードと利用者の属性について調査を行いました。結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
※ 詳細は、採用企業向け情報サイト「anレポート」にて公開しています。
http://weban.jp/contents/an_report/
【 調査結果 】
■ 求人検索フリーワード ―― 3サイトで「寮」が上位に
勤務地で探す「anエリア」では、1位「寮」、2位「短期」、3位「日払い」と続きました。6位「調査」、8位「データ入力」、9位「ケーキ」も昨年の10位圏外からのランクインとなっており、検索ワードが変化していることがうかがえます。
時間や給与など条件で探す「anセレクト」は、昨年同様、「調査」が1位。「anエリア」同様、「寮」が5位と上位になっているほか、「コールセンター」が10位と新たなワードも上位にランクインしています。 正社員志向の「anレギュラー」では、1位「新聞」、2位「寮」、3位「日払い」と続きました。
今回の調査では、全てのサイトで「寮」が上位となりました。「anレギュラー」1位の「新聞」は、新聞の配達や集金といった職種で寮完備であることが多いため、「寮」同様、住居を求める求職者が増えている結果といえます。昨今の景気低迷により、仕事と住居を求める求職者が増えているという、厳しい雇用情勢を表すランキングとなりました。
■ 求人サイト利用者の属性 ―― 求職者はフリーターが増加、学生が減少
「anエリア」の利用者で最も多いのは「フリーアルバイター」で40.1%。前年同月も35.8%で最多となりましたが、今年はさらに4.3ポイント増加しました。次いで2位となった「大学生・大学院生」は21.3%で昨年より2.6ポイント減少しています。
「anセレクト」でも最も多いのは「フリーアルバイター」で45.0%。昨年の35.3%から9.7ポイントも増加しています。2位の「大学生・大学院生」は、昨年より7.4ポイント減少し19.5%に留まりました。
「anレギュラー」でも同様の傾向がみられ、最も多い「フリーアルバイター」は昨年より6.2ポイント増加して67.1%。次いで多かった「正社員・契約社員」が11.7%で昨年比1.6ポイント減少という結果となりました。
3サイトとも属性の構成に大きな変化はないものの、「フリーアルバイター」が占める割合が増加傾向という共通の特徴がみられました。総務省が発表した7月の失業率は5.7%と悪化を続けており、今後も「フリーアルバイター」として仕事を探す人が増加傾向になることが予想されます。採用企業側は、こうした仕事に対する積極的な姿勢をもつ人材を採用し、育てるという長期的なビジョンをもつことで、結果的に、求職者、採用企業、双方のニーズを満たすことにつながると考えられます。
【 調査概要 】
■ 調査期間:
2009年6月1日〜6月30日
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・9月4日