人材紹介のジェイ エイ シー リクルートメント
転職求人動向をレポート
人材紹介の株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント(東京都千代田区、田崎ひろみ・代表取締役社長、以下「JAC」)は、2008年7月から2009年6月の期間中の新着求人を対象に「求人職種ランキング調査」を行いました。
期間中は、サブプライムローン問題の影響による世界経済悪化への懸念が、リーマン・ショックで明確になりました。さらに円高の進行が追い討ちをかけ、企業の収益は大幅に減少、雇用をとりまく情勢は急激に変化しました。
本調査では、JACにおける新着求人の職種を四半期毎にランキングすることで、景況の変化に応じた求人トレンドを検証。“100年に一度の不況下” においても、人材を採用する企業の戦略や底力が映し出されています。
■ 調査概要
調査対象:
2008年7月1日から2009年6月30日における新着求人約3万1,000件
求人業種の内訳:
2008年7月1日から2009年6月30日における新着求人約3万1,000件
製造業(機械・電機・化学)29%、消費財・サービス26%、IT・通信18%、金融・コンサルティング14%、医薬・医療12%、その他1%
■ 調査結果(ダイジェスト)
節約その1. 徹底したコスト削減
・ 「経理〔2〕」や「経営企画/ 事業企画〔11〕」を採用し、中長期計画の建て直しや収益構造の見直しへ ・ 企業の最大コストは人件費と広告宣伝費。「人件費」削減の面では、高い専門性を持ちながらも関連領域も扱える“ 縦にも横にも”活躍する、いわゆる一粒で二度美味しい人材に需要。費用対効果が見えづらい「広告宣伝費」は、インターネット広告の活用で効果の“ 見える化” と“ コスト削減” を実現
節約その2. 商材・拡販に“リーズナブル” の波
・ “巣ごもり”需要によって通販関連が好調。インターネットサービスの開発や、ECサイトの運営、決済関連のシステム開発に 人材ニーズが発生
・ 化粧品や食品では、通販用商品やOEMメーカーによる顧客商品の開発等で人材採用の動き
節約その3. 節約しつつも先行投資
・ 製造業関連においては、先行投資の分野―「化学(研究・開発・分析)〔11〕」「商品開発/ 開発〔14〕」と「機械設計〔3〕」が順位を維持。未曾有の不況期でも製品開発の手を緩めない企業の姿が順位に表れています
・ 顧客開拓力がある営業、収益構造の見直しを図る経理等、短期間に採用コストを上回る利益をもたらす「コスト削減のためのコスト」を意識した採用活動が目立ちます
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
ジェイ エイ シー リクルートメント http://corp.jac-recruitment.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月21日