レジェンダ・コーポレーション
2010年4月入社の新卒学生就職活動調査(7月度)を発表
戦略的な人事業務をサポートするHRO(Human Resources Outsourcing)ソリューションを提供するレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役)は、2010年度新卒の就職活動状況に関する調査を行いました。
本調査は、2009年7月27日(月)から8月3日(月)までの期間において、14,104名の学生に対してインターネット上でアンケート調査を行い、1,898名の学生から回答を得ています。これによると以下の結果が明らかになりました。
■ 女性の就職活動、より厳しく
就職活動を継続中の学生は、全体の19.0%(男性:14.5%、女性:24.4%)、昨年度は11.4% その60%超(男性:55.3%、女性:68.3%)が、「選考に進んでも内々定を得られない」ことを不安視
【1】 活動継続中の学生が増加。特に女性にとって、厳しい就職環境に。
昨年同時期に比べて、『内々定をもらい、就職活動を終了した』と回答した学生は減少し、『就職活動を継続中』と回答した学生が増加、とりわけ女性の増加が高いことがわかりました。 ・ 男性:昨年8.1%/今年14.5%(6.4%増) ・ 女性:昨年14.6%/今年24.4%(9.8%増)
『内々定をもらい、就職活動を終了した』と回答した学生に、内々定をもらった時期を聞いたところ、男性よりも女性が遅い傾向にあり、また就職活動を終了した理由について、「これ以上続けても内々定を得られそうに無い」と回答しているのは、女性に多い傾向にあります。
また、『就職活動を継続中』と回答した学生が不安に抱えることとして、「選考に進んでも企業から内々定を得られない」と回答する割合が最も多く、その割合についても男性に比べて女性が高い傾向にあります。
今年は、企業の多くが採用数を削減し、内々定の付与に慎重姿勢を示したこともあり、学生にとって厳しい就職活動となりましたが、特に女性にとって、厳しさの増す環境となりました。
【2】 半数の学生は倫理憲章に賛成するも、選考開始時期は3月以前を希望。
新卒採用の早期化、それによる学業への悪影響などの防止を目的とした倫理憲章(4月1日以降の選考開始を推奨)の賛否について聞いたところ、半数の学生は「賛成」と回答しています。一方で『企業が選考を開始する妥当な時期』については、3月以前を示す学生が60%を超え、「倫理憲章には賛成するものの選考開始時期は3月以前が妥当」と考える学生は、全体の23.4%を占めました。その理由は「内々定を得るために長期間の就職活動時期を確保したい」というものが多くを占めました。
【3】 入社前の研修受講意欲高く、入社後に上司へ求めることは『気遣い』。
入社前の研修について、「受けたい研修はない」と回答した学生は10.7%に留まり、89.3%の学生は入社前研修の受講を望んでいることがわかります。受講したい研修内容については、「内々定企業の業務理解研修」「ビジネスマナー」等が上位に挙がりました。
入社後の理想の上司について聞くと、「達成したい目標を与えるだけでなく、順序立てて教え、進捗に気を配ってくれる上司」が最も多く32.3%、逆に最も少ないのは「達成したい目標を与えるだけで、細かい指示は出さずに、あなたに任せてくれる上司」の16.8%であることがわかりました。
【 学生アンケート調査概要 】
◆ 2010年度
調査趣旨: 就職を希望する学生の動向・意識・志向把握
調査対象: 2010年4月入社を希望する新卒学生14,104名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2009年7月27日(月)〜8月3日(月)
有効回答数: 1,898名
◆ 2009年度
調査趣旨: 就職を希望する学生の動向・意識・志向把握
調査対象: 2009年4月入社を希望する新卒学生10,871名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2008年7月30日(水)〜8月3日(日)
有効回答数: 1,531名
【 調査結果の詳細はこちら 】
http://www.leggenda.co.jp/news/20090817_01.html
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月19日