インテリジェンス運営、求人情報サービス「an」
アルバイト・パートの「働く理由」「辞める理由」意識調査
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する求人情報サービス「an」は、アルバイト・パートで就業中の約3,000名を対象に、「働く理由」「辞める理由」に関する意識調査を実施しました。調査結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
※詳細は、採用企業向け情報サイト「anレポート」にて公開しています。
【 調査結果 】
■ アルバイト・パートの「働く理由」――「遊びのため」から「生活のため」に変化
「働く理由」についての質問では、「生活費を補いたかったので」が42.9%で最多。次いで「趣味に使うお金が欲しかったので」(36.1%)、「時間を有効に使いたかったので」(33.3%)と続きました。昨年の結果と比較すると、主な理由が軒並み数値を下げている中で、「生活費を補いたかったので」が0.7ポイントとわずかながら増加となる特徴的な結果となりました。昨年に比べ減少した項目の中では、「趣味に使うお金が欲しかったので」(9.1ポイント減)、「貯金を増やしたかったので」(4.8ポイント減)の減少が顕著となりました。遊びのためや生活の余裕を得るためではなく、生活費を稼ぐ必要に迫られてアルバイト・パートを始めた人が増加していると推測されますが、一方で、アルバイト・パートであっても、より強い目的意識をもって仕事に向き合う層が増えている結果とも考えられます。
■ アルバイト・パートの「辞める理由」――給与や条件面でシビアに仕事を選ぶ
「辞める理由」について聞いた質問では、「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が24.2%で最多。次いで、「給与が低いから」(16.2%)、「楽でない・疲れる仕事だから」(15.0%)と続きました。昨年の結果と比較すると、最多であった項目は「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」で変化はないものの、今年は5.8ポイントの大幅な増加となりました。更に、「給与が低いから」は昨年12.1%から16.2%、「もっとよい条件の仕事が見つかったから」は同8.2%から12.1%と目立った伸びを見せており、人間関係に加え、給与や条件面でよりシビアに仕事を選んでいることが明らかになりました。この結果は、「働く理由」で生活費を補う傾向がより強くなっていることにも起因していると考えられます。 (図表2参照)
【 調査概要 】
■ 調査対象:
北海道、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、東海(愛知)、関西(大阪、京都、兵庫)、九州(福岡)在住の1年以内にアルバイト・パートにて就業した15〜34歳の男女
■ 調査方法: インターネットリサーチ
■ 調査時期: 2009年3月
■ 有効回答数: 2,931名
(図表2 過去調査)※図表はこちらの詳細を参照
■ 調査対象:
北海道、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、東海(愛知、静岡、岐阜)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀)、九州(福岡、熊本、鹿児島)在住の1年以内にアルバイト・パートにて就業した15〜34歳の男女
■ 調査方法: インターネットリサーチ
■ 調査時期: 2008年3月
■ 有効回答数: 6,115名
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・8月3日