テンプスタッフ・ライフアドバイザリー
窓販関連人材の特定派遣を本格開始
総合人材サービスのテンプグループで、銀行窓口販売の人材サービスに特化したテンプスタッフ・ライフアドバイザリー(東京都港区、関野栄一・代表取締役社長)は、2009年7月より、銀行各行のリテール強化の動きを受け、窓販関連人材の特定派遣を本格開始致します。
2007年12月の保険商品の銀行窓口販売(以下窓販)全面解禁も契機となり、銀行各行では、リテール強化へ軸足を移しています。特に最近では、金融不安を背景に定額年金など個人の安全志向を反映した保険商品の需要の拡大(※1)を受け、自行員の教育や研修に注力する動きを加速させています。しかし一方で、正行員の新規採用を抑制する動きも見られ、窓販拡大における人材確保や行内の販売力強化が課題となっています。また、長引く金融不安を受け、求職者の新たな就業機会は縮小しており、外資系の撤退や再編などにより市場に流出した優秀な業界経験者が、業界内で新たな就業先を見出せず、活躍の場を他業界に移す例も少なくありません。
そこで、テンプスタッフ・ライフアドバイザリーでは、弊社で雇用した業界経験者を銀行・保険会社に派遣する、特定派遣サービスを本格開始し、積極的な直接雇用が難しい中、販売力を支える経験豊富な人材を求める金融機関と、業界内で新たな活躍の場を求める業界経験者の橋渡しを行います。これにより、経験を有する求職者の就業機会を創出し、専門性の向上や視野拡大によるキャリア形成を支援するとともに、金融機関における窓販関連人材不足の解消と銀行窓口における販売力の強化を支援してまいります。
加えて、保険をはじめとした金融商品の販売時や行内での販売研修時に使用する販促ツールの提案を行い、行員一人ひとりの販売力アップと限られた人員における販売効果の最大化を、人材・教育の両面から包括的にサポートします。同ツールは、弊社グループ会社で金融商品の販売教育や営業ノウハウ提供に特化したRML(東京都品川区、清水英孝・代表取締役)の持つノウハウを活かしてまいります。
今後も弊社では、激変する保険業界を担う人材のキャリア形成を支援するとともに、窓販の人材サービスに特化したノウハウと実績を武器に、新たな市場拡大と業界動向に合わせた柔軟な人材サービスを提供してまいります。
(※1)定額保険の販売需要の拡大……生命保険協会発表によると加盟44社の08年4-12月の定額年金保険の新規契約件数は前年同期比9.3%増。販売額4.5%増の3兆3,600億円。変額年金は、昨年4-12月の販売額は2兆3,600億円と1割以上落ち込んだ。
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テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・6月29日