インテリジェンス、転職サービス「DODA」調べ
「転職人気企業ランキング2009」を発表
総合人材サービスのインテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、関東・関西・中部在住の25〜34歳のビジネスパーソン5,000名を対象に「転職したい会社」を調査し、その結果を「DODA転職人気企業ランキング2009」として発表いたします。
※ 上位300社までのランキングはDODAサイトにて発表しています。
http://doda.jp/guide/popular/index.html
【 調査結果概要 】
■ 【総合ランキング】大手メーカーが上位を維持。社会人は長期的・多角的な視点で転職先を選ぶ
総合ランキングは、2年連続でトヨタ自動車が1位。2位はソニー、3位はグーグルと続きました。学生を対象とした就職人気企業調査では、メーカーが大幅に順位を落とす結果となりましたが、転職人気企業調査ではメーカー人気に陰りは見られません。社会人は一時的な業績低迷に影響されることなく、企業の持つ研究基盤や商品力、社会からの評価、それらを踏まえた経営安定性など多角的な視点で転職先を検討していると考えられます。一方で、鉄道や電力といったインフラ系企業が順位を上げるとともに、外資系企業が敬遠されるなど、雇用の安定を重視する志向性の高まりも見られました。
さらに今年のランキングでは、国際協力機構(JICA)が昨年の222位から39位に急浮上しました。青年海外協力隊などの積極的な告知活動により就職先としての認知が広まったほか、社会貢献に対する関心の高まりも、今回の結果に影響しているものと予想されます。
全体としては、新卒採用に積極的な銀行・保険会社が就職人気企業の上位に名を連ねるように、転職人気企業でも、メーカーやIT/通信/インターネット、サービス業など、積極的に中途採用を行っている業種の企業が票を集める傾向となっています。
■ 【職種別ランキング】技術・研究職は、幅広いスキルを磨く環境が整った企業が上位に
職種別では、「営業・企画・事務」「技術・研究」ともにトヨタ自動車が1位。「営業・企画・事務」では個人向けの商品・サービスの提供企業、「技術・研究」ではIT系企業や大手メーカーが上位を占める結果となりました。技術職・研究職は、転職先企業を選ぶ際、自身のスキル・経験を活かし、更にそのスキルを高めていけるかどうかを重視することから、研究開発環境が充実し、幅広い分野を経験できる大手企業に人気が集まる傾向にあります。宇宙開発やリニアといった最先端の技術分野も注目度が高まっています。
■ 【男女別ランキング】女性ランキング1位に「資生堂」。男性は2年連続「トヨタ自動車」が1位
男性1位はトヨタ自動車、女性1位は資生堂となりました。前回調査に引き続き、女性は化粧品や下着など女性用商材を扱う企業や、マスコミ報道などを通じて「女性が多く活躍している」「残業時間が少ない」などのイメージが浸透している企業に人気が集まりました。一方、男性は、携帯電話や自動車といった技術革新の速い産業や、M&Aや業務提携によって業容の拡大が期待される分野に票が集まっています。
【 調査概要 】
■ 対象
関東、関西、中部地区在住 25〜34歳の正社員・契約社員にて就業中の男女5,000名
■ 調査期間
2009年4月22日〜4月24日
■ 調査方法
インターネットリサーチ
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・6月23日