レジェンダ・コーポレーション
2010年4月入社の新卒学生就職活動調査(5月度)を発表
戦略的な人事業務をサポートするHRO(Human Resources Outsourcing)ソリューションを提供するレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役)は、2010年4月入社予定の学生を対象に、就職活動状況について調査を実施しました。
本調査は、9,563名の学生に対して、インターネット上でアンケート調査を行い、927名の学生から回答を得ています。これによると、以下の調査結果が明らかになりました。
■ 就職活動中の学生は35%。既に内々定をもらっていても、5人に一人は活動再開する見込み
【1】 内々定をもらっていない学生は27%。企業の内々定だしピークは4月で昨年も今年も変わらず
前月調査に比べ、今年5月の『内々定をもらっていない』割合は27%と前月の41%から14%低下し、内々定を得た学生の比率が高くなりましたが、昨年同時期と比較すると『内々定をもらっていない』割合は6%高く、昨年より内々定を得にくい環境にあります。また、内々定をもらった最も多い時期は昨年も今年も4月となり、内々定だしのピークは過ぎたことが伺えます。
【2】 説明会・面接への参加は低迷
昨年と比較して、会社説明会参加社数は今年5月2.41社、昨年5月2.67社と低くなっており、会社との初期の対面接点である説明会にまで進んでいない傾向が見られます。また、面接受験社数をみると、4月5.64社から5月1.64社へと大幅に減っていることがわかります。これは昨年の4月5.41社から5月2.03社への減少よりも大きく、今年の面接は縮小傾向が見てとれます。
【3】 『活動を継続中』の学生は全体の35%
5月26日〜5月31日の間の調査において、『活動を継続中』の学生は35%で、大半の学生は就職活動を終了している事実があきらかになりました。前月が57%であったので、5月に活動を終了した学生は22%であったといえます。内々定を得ている学生と得ていない学生での相関をみると、内々定が得ても活動を継続中の学生は15%となり、内々定を得ていない学生では92%となりました。昨年比でみると、昨年の『活動を継続中』の40%よりも今年の方が低くなっています。今年、学生は早々に活動を終了していることがわかります。
【4】 既に内々定をもらっていても、5人に一人は活動再開する見込み
採用募集を中止していた志望の高い企業が採用募集を再開した場合の予定について聞くと、『受験しない』が47%と最も高くなりました。既に内々定をもらって活動を終了している学生だけで見ると、『受験しない』が72%ですが、『募集時期に関わらず、必ず受験する』は4%『募集時期によっては、受験する』は15%となり、受験する学生の割合は19%で5人に1人は状況によって就職活動を再開する可能性があることがわかりました。
【 2010年度5月 】
調査対象: 2010年4月入社を希望する新卒学生9,563名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2009年5月26日(火)〜5月31日(日)
有効回答数: 927名
【 2010年度4月 】
調査対象: 2010年4月入社を希望する新卒学生9,589名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2009年4月24日(金)〜4月30日(木)
有効回答数: 1,035名
【 2009年度5月 】
調査対象: 2009年4月入社を希望する新卒学生7,445名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2008年5月26日(月)〜5月31日(土)
有効回答数: 706名
【 2009年度4月 】
調査対象: 2009年4月入社を希望する新卒学生7,445名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2008年4月24日(木)〜4月30日(水)
有効回答数: 1,090名
【 調査結果の詳細はこちら 】
http://www.leggenda.co.jp/news/20090611_01.html
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月11日