日経HR、日経キャリアNETの会員対象
「転職について」のアンケート調査結果を発表
日本経済新聞社の子会社で、就職・転職情報サービスの日経HR(東京都千代田区、三谷茂・社長)は、運営する日経キャリアNETの会員を対象に、「転職について」関連するアンケートを2009年4月17日−4月30日に実施しました。登録会員、2094人から回答を得ましたので、以下に結果をご報告します。
■ 経済環境が転職に「不利に働いている」人は71%
「現在の経済環境はあなたの転職にとってどう影響していますか?」という問いには、全体の71.0%が「不利に働いている」と回答しました。20歳代では62.7%だったのが、40歳代75.0%となり、年齢が高くなるほど「不利に働いている」と考えている人が多い結果になりました。
■ 転職したい理由「会社の先行きが厳しい、不安」が40%以上
「なぜ転職を考えているのか」という問いには、20〜40歳代ともに「会社の先行きが厳しい、不安」(全体42.9%)が最も多く、年齢が上がるほど比率は上昇しました。その次に多かったのが「年収をあげたい」ですが、20歳代(37.3%)、40歳代(32.2%)と比べ、30歳代が42.9%と高い比率となりました。また、20歳代と30、40歳代では優先項目に変動があり、年齢を重ねると共に経験を生かした転職を目指す傾向にあるようです。
■ 「今すぐ転職したい」人が最多。年代で期間にばらつきも。
年代別に見ると40歳代の「今すぐ転職したい」、「1ヵ月以内に転職がしたい」を合わせると54.0%となり、過半数以上が短期間での転職を希望しているようです。「1年以内」にできればいいと考えているのは20歳代が最も多く(23.1%)、この年代では差し迫った状況で転職を考えている人は比較的少ないようです。
【 調査概要 】
○ 調査方法: 日経キャリアNET
全ユーザーにアンケートを依頼。WEBを使ったアンケート方式で、2,094名から回答を得た。
○ 調査期間: 2009年4月17日〜4月30日
日経HR http://www.nikkeihr.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月22日