レジェンダ・コーポレーション
2010年4月入社の新卒学生就職活動調査(4月度)を発表
戦略的な人事業務をサポートするHRO(Human Resources Outsourcing)ソリューションを提供するレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役)は、2010年4月入社予定の学生を対象に、就職活動状況について調査を実施しました。
本調査は、9,589名の学生に対して、インターネット上でアンケート調査を行い、1,035名の学生から回答を得ています。これによると、以下の調査結果が明らかになりました。
【1】 企業規模にこだわらずにエントリーする学生が増加
前月の調査に比べ、学生のエントリー状況は「大手企業が中心」は3月53.7%、4月49.7%と、4.0ポイント減少しました。一方、「規模にこだわりない」が3月29.3%、4月34.0%と、4.7ポイント増加し、前年同月と比較しても、2009年新卒4月度31.7%と2.3ポイント上回りました。
【2】 学生の就職活動は面接にシフト
学生の説明会や選考参加状況については、前月に比べて「平均会社説明会参加社数」が3月8.25社、4月3.63社と減少し、「平均面接受験社数」は3月4.39社、4月5.64社と増加しました。前年においても、3月から4月にかけて「平均面接受験社数」は増加していますが、前年同月と比べても2009年新卒4月5.41社と0.23社増加しており、今年度の学生は、より選考にシフトして就職活動を進めている模様です。
【3】 内々定を受けた学生の割合や平均内々定社数は前年を下回るものの、就職活動を終了した学生は増加
今月時点における学生の内々定を受けた割合は59.2%で、前年同月の69.6%を10.4ポイント下回っています。内々定を受けた学生のうち、複数社の内々定を受けた学生は43.4%で、昨年の53.0%を9.6ポイント下回り、過半数を割る結果となりました。また、平均内々定社数も1.76社と昨年の2.05社を0.29社下回りました。
内々定を受けた学生の割合や平均内々定社数が、前年同月を下回っているにもかかわらず、現在の就職活動状況について、「内々定をもらったので活動を終了した」と回答した学生は、今年41.3%、昨年41.0%と前年同月を0.3ポイント上昇しました。また、「その他の理由(大学院進学等)で活動を終了した」学生も、前年同月を今年1.9%、昨年0.6%と1.3ポイント上昇しました。
【4】 内々定を受けた学生の69.5%が就職活動を終了。内々定1社で就職活動を終了する学生は62.5%
内々定を受けた学生の「就職活動終了状況」を見ると、69.5%の学生が就職活動を終了しています。
その志望企業別の内訳を見ると、「第一志望の企業」から内々定を受けた学生の94.1%が就職活動を終了し、また「第一志望群の企業」から内々定を受けた学生も52.8%が就職活動を終了しています。
さらに内々定の企業数別の内訳を見ると、複数社から内々定を受けた学生は70%後半〜80%前半台の割合で就職活動を終了していますが、1社の内々定でも62.5%が就職活動を終了しています。
【 2010年度 】
調査対象: 2010年4月入社を希望する新卒学生9,589名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2009年4月24日(金)〜4月30日(木)
有効回答数: 1,035名
【 2009年度 】
調査対象: 2009年4月入社を希望する新卒学生7,445名
調査方法: インターネットによる調査(弊社アンケートWebサイトより回答)
調査期間: 2008年4月24日(木)〜4月30日(水)
有効回答数: 1,090名
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月15日