ワークポート運営【IT転職ナビ】
「企業の求めるエンジニアスキル」についての調査を実施
ワークポート(東京都品川区、田村高広・代表取締役社長 CEO)は、2007年および2008年に人材紹介サービス( http://www.workport.jp/support/ )で取り扱った求人情報の「応募条件(必須・尚可)」に記載されたプログラミング言語を抽出し、その求人件数をランキングにして発表いたします。
また、プログラミング言語ごとに各年の「平均年収」を算出し、その上昇額を比較することで、企業がエンジニアに求める「市場価値の高いスキル」を明確化すると共に、求人市場の推移をまとめました。
■ 調査結果
求人企業が「応募条件(必須・尚可)」として掲載しているプログラミング言語をランキング化したところ、2007年、2008年を通じて「JAVA」「C」によるプログラミングスキルを求めている企業が最も多いことがわかった。続く「C++」「PHP」は、「JAVA」や「C」の半数程度ではあるが、安定した需要があると言える。その他の言語においても、総合的にWEB系スキルの需要が高い。ただし、「ruby」などの新しい言語を採用している企業はまだ少なく、求人件数としては伸び悩む結果となった。
一方、平均年収の前年比を見ると、2007年から2008年にかけて最も平均年収が上がったのは、「C#」だった。2位以下を大きく引き離す65万円以上の上昇を見せ、「VisualBASIC.NET」を抜いて最も平均年収の高いスキルとなった。求人件数も増加しているため、スキルを活かして年収アップを図れる言語と言える。 2007年に最も平均年収の高かった「VisualBASIC.NET」は、2008年には「C#」にトップを明け渡す結果となったが、平均年収は僅かに上昇している。求人件数自体は多く無いものの増加傾向にあり、安定した評価の得られやすい言語といえるのではないだろうか。
また、「プログラミング言語ランキング」では9位であった「COBOL」は、平均年収の上昇額では第3位と、汎用系エンジニアにとっては明るい材料となった。
■ 調査期間: 2007年1月4日〜2008年12月27日
■ 調査機関: 株式会社ワークポート
◇ 調査結果と本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
ワークポート http://www.workport.jp/同社プレスリリースより抜粋・2月13日