レビックグローバル
ミドルマネジメント育成のための教育ドラマ3部作の販売開始
企業内教育サービスのレビックグローバル(東京都豊島区、川口泰司・代表取締役社長)は、企業における人材育成用の教材として、教育ドラマ3部作の販売を開始いたします。ドラマおよびドラマを活用した教育手法は、九州大学古川久敬教授、東京大学中原淳准教授の協力および三井住友銀行の助言を得て、開発いたしました。
■ 商品について
ドラマは一話完結のオムニバス形式で、一話あたり30分程度の長さの本編と解説ビデオの構成。職場で様々な課題に直面するリーダー職である主人公の物語を通じて、リーダーシップ、組織マネジメント、部下の育成などのテーマを仮想体験することができます。これらのテーマに対して、自分自身がリーダーの立場だったらどうするかを考える訓練を重ね、問題解決能力を高めると同時に、ミドルマネジメントに求められるスキルをテーマ毎に学べる解説ビデオを活用して、自己の弱点を補強しながらマネジメント能力を身につけられる仕組みになっています。ドラマ映像はインターネットを使って24時間配信されるため、好きな時間を選んでいつでも利用することができるほか、将来は携帯電話やiPodなどにも対応する計画です。
利用料金は利用人数に応じた従量制で、ドラマ3本と解説ビデオ20本を組み合わせる形で初年度100社2億円の売り上げを見込んでいます。
■ 商品開発の背景
市場競争の激化、業務の高度化・複雑化、職場環境の多様化、企業の社会的責任への圧力など、企業経営を取り巻く環境は大きく変化しており、ミドルマネジメントの育成はすべての企業にとって喫緊の課題となっています。また、世代で見ると団塊ジュニア層が管理職に昇進するタイミングでもあり、管理者教育に対する需要が増大しています。
一方、サブプライム問題に端を発した景気の先行き不透明感により、企業の教育予算も削減の動きが顕在化しています。このため、これまで企業内教育においては一般的に集合研修が主流でしたが、(1)社員の移動コストや時間コストがかかる、(2)研修開催の日程調整業務で教育部門の負担が大きい、(3)外部の研修会社への支払いコストが大きい、などの問題を抱える集合研修を削減し、より費用対効果の大きい別の手法を模索する動きが広がっています。
また、従来型の研修は一過性の教育になりがちで、継続的な効果が見えにくいなどの欠点もあり、こうした「コスト問題」「継続効果問題」を解決するために、企業内教育理論研究で知られる東京大学の中原淳准教授と、リーダーシップ教育の九州大学古川久敬教授の協力により、今回の教育ドラマシリーズを完成させました。また、今後継続して教育効果を測定するにあたり、三井住友銀行の協力をいただいております。
【 参考 】
下記ページにて本ドラマのサンプル映像がご覧になれます。
http://jinzaiikusei.net/contents/2009/01/manage_drama01.html
本ドラマを活用したミドルマネジメント育成については、こちらをご覧ください。
http://jinzaiikusei.net/contents/2009/01/manage.html
レビックグローバル http://www.revicglobal.com/ 同社プレスリリースより抜粋・1月28日