ニッソーネット、介護スタッフ258名の本音
「11月11日介護の日」記念アンケート集計結果
◆ 介護の日を知っていましたか? ⇒「はい」は30%未満
◆ 新総裁に期待することは? ⇒「期待していない」が1位
福祉の人材派遣および育成を行うニッソーネット(大阪市北区、東京支社:新宿区、山下謹吾・代表取締役)は、今年7月に厚生労働省により設けられた「11月11日 介護の日」※を記念し、当社に登録する介護派遣スタッフ800名を対象に実施したアンケートの結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
※「介護の日」とは
2007年7月厚生労働省により、“介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11月11日」が「介護の日」と決められました。(厚生労働省HPより)
1. アンケート実施の目的
日頃、介護の仕事でがんばっているスタッフさんへの感謝を込め、「介護の日」を記念し、参加者に賞品が当たる「あったか介護ありがとうキャンペーン・アンケート」を実施。
アンケートに「介護の日」に関する質問を盛り込むことで、まずは介護に携る人材の間での認知度を高め、今後、「介護」の仕事への理解と支援を広く促進していくきっかけとすることを目的としています。
2. 調査期間と方法
■ 実施期間: 平成20年10月3日〜平成20年10月20日
■ 調査方法: 郵送自記述式
3. 配布・回収の状況
■ 配布対象者: 800名
■ 回収数(回収率): 258名(32.3%)
4. 質問内容
Q1. 介護の日を知っていましたか?
Q2. 介護の仕事をしていて、言われてうれしかった一言は?
Q3. 新総裁(麻生首相)に期待することは?
Q4. あなたのストレス解消法とは?
Q5. あなたが介護してもらいたいタレントは?
5. 集計結果
全て記述式のため、類似する回答はカテゴリ分けし、まとめて集計。
<アンケート結果について>
11月11日の「介護の日」については、厚生労働省からの発表後、多数のメディアに取り上げられたにも関わらず、「知っている」という回答が30%にも満たない結果となり、介護の現場で活躍する人たちの間でもまだまだ認知がされていないことがわかりました。また、「新総裁に期待することは?」という質問に対し1位となった回答が「期待できない(22.5%)」となったことから、現政権に対する諦め感や不信感があることがうかがえます。一方で、「ありがとう」という言葉に支えられながら、現場で懸命にがんばるスタッフたちの姿も浮き彫りになりました。
ニッソーネットでは、介護職に就く人たちに漂う閉塞感や不安感を少しでも払しょくし、やりがいをもって明るく元気に働いていただけるよう、無料介護セミナーの実施によるスタッフのスキルアップのサポート、自社ブログによる情報発信などを行ってきました。今後も『明るい介護』をスローガンに掲げ、全社員一丸となって努力してまいります。
ニッソーネット http://www.nissonet.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・11月6日