「ロールモデル」のキャリア影響度調査2025
26新卒の66%以上が就活の意思決定に寄与と回答
一方で71%は「ロールモデルに出会えていない」ギャップが判明
ロールモデル就活・転職サイト「talentbook」及び、法人向け採用ブランディング支援サービスを提供するtalentbook株式会社(本社:東京都渋谷区、共同代表取締役:大堀航/大堀海、以下「当社」)は、26卒学生および社会人1,000名を対象に「ロールモデル」がキャリアに与える影響度を調査いたしましたので結果レポートを公開いたします。
◾️主要結果サマリー
- 26新卒の66%以上が「就活の意思決定」にロールモデルが寄与すると回答
- 入社前に知りたい情報は「働き方・価値観・キャリア」に関する情報
- 選考で最も話したいのは「近しい価値観を持っている人」
- 71%の求職者は「ロールモデルに出会えていない」
◾️「ロールモデル」がキャリアに与える影響とは?
「ロールモデル」の存在がキャリア選択にどのような影響を与えているのか、そして求職者はどのタイミングで、どのような形でロールモデルとの出会いを求めているのかを明らかにするため、本調査を実施しました。
※“ロールモデル”とは、「あの人のようにスキルを高めたい」「あの人のようにリーダーシップを発揮したい」といったように、スキルや価値観など多面的に自己を投影し、「自分も成長したい」と思える存在を指します。
1. 26新卒の66%以上が「就活の意思決定」にロールモデルが寄与すると回答
キャリアの意思決定において、ロールモデルの存在が「非常に影響する」「ある程度影響する」と答えた学生は66%以上。ロールモデルが、企業選びや職種選択の重要な判断材料になっていることが明らかになりました。
2. 入社前に知りたい情報は「働き方・価値観・キャリア」に関する情報
学生が入社前に知りたい情報TOP3は「どんな働き方をしている人が多いのか」「どんな価値観や想いを持って働いている人がいるのか」「どんなキャリアを歩んできた人が多いのか」。企業の事業内容や制度に加えて、「人格情報」への関心の高さが浮き彫りになりました。
3. 選考で最も話したいのは「近しい価値観を持っている人」
選考プロセスにおいて「どんな人と話してみたいか」という質問に対し、最も多かった学生の回答は「近しい価値観を持っている人」。面接官や人事担当者だけでなく、自分と価値観が近い先輩社員との対話を求める傾向が明確になりました。
4. 71%の求職者は「ロールモデルに出会えていない」
ロールモデルの重要性を認識しながらも、実際に「ロールモデル」となる存在がいると答えた方は、社会人・学生を含めると28.8%にとどまり、約71%がまだ出会えていないという結果に。重要性と実態の深刻なギャップが浮き彫りになりました。
■調査概要
調査タイトル:「ロールモデル」のキャリア影響度調査2025
調査期間:2025年9月17日〜2025年9月20日
回答者属性:就職活動を終えた26卒学生、転職経験のある社会人
有効回答: 1,000名( 学生 500名、社会人500名)
調査方法:インターネット調査
調査主体:talentbook株式会社
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(talentbook株式会社/2025年10月31日発表・同社プレスリリースより転載)
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