25卒対象「キャリア形成」について調査
キャリアは「自身で主体的に選択したい」と回答した学生が6割を超える。「その時々の自身の関心や優先したいことに応じて、キャリアを築いていきたい」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「キャリア形成」について調査しました。「キャリア形成」について、「自身で主体的に選択したい」と回答した学生が6割を超えました。「自身で主体的に選択したい」と回答した学生は、「就職する企業に委ねたい」とした学生の4倍を超え、「自律的なキャリア形成」を望む学生が多いことが分かります。「多様な働き方があるので、その時々の自身の関心や優先度に応じてキャリアを築いていきたい」「やりたいことや、身に付けたいスキルから逆算して、キャリアを形成したい」などの声が寄せられました。また8割超の学生が、「ジョブ型」採用に興味があると回答。興味があると回答した学生は、前年比13.8ポイント増加しました。「仕事内容が明確だと、希望するキャリアを築けるかイメージしやすい」「ジョブ型のほうが専門性を磨くことができると思う」などの声が寄せられています。
【TOPICS】
(1)キャリアは「自身で主体的に選択したい」と回答した学生が6割を超える。「企業に委ねたい」の4倍に
(2)「ジョブ型」採用に「興味がある」と回答した学生が8割を超える。前年比13.8ポイント増
(3)「ジョブ型」のインターンシップに「参加したい」と回答した学生が8割に迫る
【調査の背景】
VUCAの時代と呼ばれる現在は、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まっています。特にZ世代は「キャリアの自律」への関心が高いと言われています。まもなくインターンシップの広報解禁となる2025年卒の学生は、「キャリア形成」をどのように捉えているのか調査しました。
【調査詳細】
(1)キャリアは「自身で主体的に選択したい」と回答した学生が6割を超える。「企業に委ねたい」の4倍に
「キャリア形成」について、「自身で主体的に選択したい」と回答した学生が29.8%に上りました。「どちらかと言えば自身で主体的に選択したい」34.4%を合わせると、6割以上の学生が「自身で主体的に選択したい」としています。「就職する企業に委ねたい」「どちらかと言えば就職する企業に委ねたい」と回答した学生は15.6%にとどまりました。「自身で主体的に選択したい」と回答した学生は、「就職する企業に委ねたい」とした学生の4倍を超え、「自律的なキャリア形成」を望む学生が多いことが分かります。「自身の強みを活かせる仕事をしたい」「多様な働き方があるので、その時々の自身の関心や優先度に応じてキャリアを築いていきたい」「やりたいことや、身に付けたいスキルから逆算して、キャリアを形成したい」「1社で働き続けるか分からないので、どこに行っても通用するスキルを身に付けたい」などの声が寄せられました。
(2)「ジョブ型」採用に「興味がある」と回答した学生が8割を超える。前年比13.8ポイント増
「ジョブ型」採用について、「興味がある」と回答した学生が、44.6%に上りました。「どちらかと言えば興味がある」36.8%を合わせると、8割以上の学生が「ジョブ型」採用に興味を持っていることが分かります。「仕事内容が明確だと、希望するキャリアを築けるかイメージがしやすい」「ジョブ型のほうが専門性を磨くことができると思う」「配属部署や仕事内容が明確だと、希望するキャリアを築きやすいと思う」などの声が寄せられています。
「興味がある」「どちらかと言えば興味がある」と回答した学生の割合は、前年同時期(2024年卒学生対象の調査)と比較すると、13.8ポイント増加しており、「ジョブ型」への関心が高まっていることがうかがえます。
(3)「ジョブ型」のインターンシップに「参加したい」と回答した学生が8割に迫る
職種別に仕事体験ができる「ジョブ型」のインターンシップについて、「参加したい」と回答した学生が40.9%に上りました。「どちらかと言えば参加したい」37.9%を合わせると、「参加したい」とした学生が8割に迫ります。「実際に仕事を体験することで、仕事のイメージを具体化したい」「ジョブ型は、仕事内容が明確だからこそ、入社前に適性を確かめることが必要だと思う」「実務を通して、職種で必要な能力があるか見極めたい」といった声が上がりました。
■調査概要
・調査期間:2023年4月11日~2023年4月24日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:514件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 5月12日発表・同社プレスリリースより転載)