【仕事探しに関するアンケート調査】応募前の情報収集、企業のホームページを探す」51.4%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」28.8%
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2022年11月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は26.4%
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」47.5%、「希望する仕事内容だから」と「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」42.4%、男性は女性より「正当に評価される仕組みがあると感じたから」が9.0pt高い結果
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」60.0%、「希望の勤務時間帯だから」44.0% 、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」41.1%、女性は男性より「扶養の範囲内で働けるから」が23.4pt高い結果
【応募前の情報収集について】
「企業のホームページを探す」51.4%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」28.8%、「口コミサイトで企業名を探す」21.9%、8割以上が何らかの方法で事前に情報収集すると回答
調査結果の詳細(一部抜粋)
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は26.4%
求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいた。
全体で26.4%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は四分の一程度となった。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「正社員」では40.7%で、他の雇用形態希望者よりも高かった。
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」47.5%、「希望する仕事内容だから」と「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」42.4%、男性は女性より「正当に評価される仕組みがあると感じたから」が9.0pt高い結果
求人に応募した正社員雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」の47.5%、次いで「希望する仕事内容だから」と「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」が42.4%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「正当に評価される仕組みがあると感じたから」が9.0pt、「研修等の教育制度が充実していそうだから」が6.3pt、「残業時間が少なそうだから」が5.3pt高くなった。評価制度や教育制度を気にして応募をする人が女性よりも多いようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「自宅から通いやすいから」が18.6pt、「事業の社会貢献度が高いと感じたから」が16.5pt、「雇用形態転換制度(正社員⇔パート等)があるから」が15.5pt高くなった。このほかにも「職場環境(従業員)が良い印象だから」「育児・介護に関する制度があり、差支えなく利用できると感じたから」といった項目も男性より支持されていて、多くのこだわりを持ちながら仕事探しを進めていることが伺える。
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」60.0%、「希望の勤務時間帯だから」44.0%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」41.1%、女性は男性より「扶養の範囲内で働けるから」が23.4pt高い結果
求人に応募した、パートまたはアルバイト雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」で60.0%、次いで「希望の勤務時間帯だから」が44.0%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が41.1% となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「すぐに働き始められそうだから」が12.0pt高くなった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働けるから」が23.4pt、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が17.4pt、「交通費が全額支給されるから」が13.7pt高くなった。扶養の範囲内での勤務を希望する割合は、毎月の調査で男性の選択割合を大きく上回っており、大きな特徴となっている。
【応募前の情報収集について】
「企業のホームページを探す」51.4%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」28.8%、「口コミサイトで企業名を探す」21.9%、8割以上が何らかの方法で事前に情報収集すると回答
求人に応募した人に、応募する前に求人企業または求人情報に関する情報収集を行うかをきいた(複数回答)。全体では「企業のホームページを探す」が最も多く51.4%、次いで「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」が28.8%、「口コミサイトで企業名を探す」が21.9%となった。「特に調べず、良いなと思ったらすぐ応募する」は16.3%となり、8割超の人は何らかの方法で事前に情報収集をするようだ。
希望する雇用形態別にみると、正社員では非正規雇用計(パートまたはアルバイト、契約社員または嘱託社員、派遣社員を希望する人の計)と比べると、「企業のホームページを探す」「口コミサイトで企業名を検索する」「普段使うSNSや動画サイトで企業名を検索する」が高かった。「企業に問い合わせしてみる」は3.4%で、直接企業に連絡をする人は少ないようだ。正社員を希望する人は、様々は手法で情報収集しており、応募企業を慎重に検討しているようだ。
年代別にみると、年代が若いほど「普段使うSNSや動画サイトで企業名を検索する」が高く、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」が低くなる傾向がみられた。「知人・友人・家族に評判を聞く」は年代による差はほとんどみられず、どの年代も1割前後となった。
調査・分析担当者のコメント
11月にコロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた人は26.4%で、全体の四分の一程度となりました。昨年同時期と比較すると、10pt以上低くなっています。
今回の調査では、求人に応募する前に、求人企業または求人情報に関する情報収集をするかをきいています。全体で最も多かったのは「企業のホームページを探す」で51.4%となりました。特に正社員では、様々な方法で情報収集していることがわかってきました。
年代によっても情報収集方法に差が出ています。貴社の求める人材がどの傾向にあるのか、また貴社の情報がどこで収集されているのか、参考になれば幸いです。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で2022年11月1日~11月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2022年11月2日~12月5日2022年10月2日~11月5日
有効回答:288名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社アイデム / 12月26日発表・同社プレスリリースより転載)