【Z世代23万人の調査データ vol.1】新型コロナウイルスの影響による、Z世代の学生生活の変化についての実態調査
就職活動の志望業界「メーカーが最多」、起業志望は約8人に1人
株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山直明、以下ペンマーク)は、大学生向け履修管理SNS「Penmark」 を利用している現役学生を対象に「新型コロナウイルスの影響による、Z世代の学生生活の変化についての実態調査」を実施いたしました。
本調査の目的は、「新型コロナウイルスの影響による学生生活の変化」について大規模な定量アンケートを用いて調査することで、Z世代の学生が現在抱える課題を明らかにすることです。全3回の詳細な調査結果については、12月中旬配信予定のVol.3をご覧ください。
【本調査の結果サマリ】
- 就職活動の志望業界「メーカーが最多」、起業志望は約8人に1人に
- 大学1・2年生の4人に1人、インターンシップに参加・興味があり
■就職活動の志望業界「メーカーが最多」、起業志望は約8人に1人に
志望業界の上位は、1位「メーカー(23.9%)」、2位「IT・ソフトウェア・通信(17.2%)」、3位「商社(15.3%)」という結果となった。1位の「メーカー」に関しては、すべての学年で20%以上の学生が志望している。
また、「自分で起業したい(12.4%)」を選ぶ学生は、約8人に1人の結果に。起業志望の学生の割合が高い大学をみると、1位「日本大学(2.50%)」2位「慶應義塾大学(1.61%)」3位「近畿大学(1.55%)」となった。
2位の「慶應義塾大学」では、「インキュベーション支援」や「ベンチャー創出支援」など大学が学生の起業を支援する制度が複数あり、経済産業省の21年度の調査でも、大学発の起業の増加数は慶應義塾大学が最多という結果が出ている。
また、経済産業省が発表した『大学発ベンチャーの実態等に関する調査』※1によると、2014年度以降、企業数は毎年増加傾向にあり、2021年において企業数及び増加数は過去最多となっていることからも、学生の起業への関心の高さが伺える。
※1 「大学発ベンチャーの実態等に関する調査」2022.5
■大学1・2年生の4人に1人、インターンシップに参加・興味があり
現在の就職活動の状況は、全体で見ると「就職活動を終了した(17.9%)」「まだ就職活動を始めていないが、インターンには興味がある(14.7%)」、「まだ就職活動を始めていないが、インターンには参加している(9.1%)」という結果となった。「インターンシップに参加もしくは興味がある」と回答した学生のうち、1年生は「21.0%」、2年生は「26.3%」という結果に。1・2年生の約4人に1人が「インターンシップに参加もしくは興味がある」と回答し、1・2年生の1.78%が「就職活動を続ける(既に内定はもらっている)」と回答していることから、本格的に就職活動が開始する大学3年生より以前から就職を意識して学生生活を送っている様子が見られた。
また、2022年6月に経済産業省、文部科学省及び厚生労働省が「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を改正。現大学2年生より、一定の要件を満たしたインターンシップについて、取得した学生情報を広報活動・採用選考活動に活用することが可能となったため、今後さらに採用に直結するインターンシップの早期参加が予想される。※2
※2 「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(経済産業省)
【調査対象】
調査期間:2022年9月22日~9月30日
調査機関(調査主体):株式会社ペンマーク / 自社調査
調査対象:「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生
対象エリア:日本全国
調査方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
有効回答数:229,617人※(文系135,933人、理系87,943人他/大学生190,737人、大学院生10,563人、専修学校生12,737人他)※ 大学校・短期大学等や文系理系以外の学部を含む
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(株式会社ペンマーク/ 11月22日発表・同社プレスリリースより転載)