UIターンを希望する学生が約4割【UIターン・地方での就職に関する調査】
UIターンを希望する学生が約4割。コロナ初期より17.4ポイント増加。
「家族の近くに住みたい」「人との繋がりの大切さを感じ、地元に貢献したいという想いが強くなった」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「UIターン」をテーマに調査しました。約4割の学生が、UIターンや地方での就職を希望。コロナ初期の2020年6月に実施したアンケートと比較すると、UIターンや地方での就職を希望する学生の割合は、17.4ポイント増加しました。「コロナのような非常事態があった際に、家族が近くにいると安心できる」「思うように帰省できないことを経験し、家族の近くに住みたいと思うようになった」「なかなか人に会えない中で周囲との繋がりの大切さを感じ、地元に貢献したいと思うようになった」などの声が寄せられました。
【TOPICS】
- UIターンや地方での就職を希望する学生が約4割
- 8割超が「コロナ禍で、より地方での就職を希望するようになった」と回答
- UIターンを希望する理由は、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」が最多
- UIターンで希望する勤務地は「出身の都道府県」が最多。次いで「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」
【調査の背景】
コロナ禍で生活様式が変化したことや、テレワークが普及したことを受け、「働く場所」や「住む場所」を再検討する人も多い傾向です。断続的な緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の適用があり、都道府県をまたぐ移動の自粛を要請されたコロナ禍で、学生生活を送っている2023年卒の学生は、就職において「働く場所」をどのように捉えているのか。UIターンや地方への就職希望に関して調査しました。
(1) UIターンや地方での就職を希望する学生が約4割
UIターンや地方での就職を希望すると回答した学生が、39.2%に達しました。コロナ初期の2020年6月に実施したアンケートと比較すると、UIターンを希望する学生の割合は17.4ポイント増加。コロナ禍で、UIターンを希望する学生が増加していると言えます。UIターンを希望する理由として、「実家の近くに住みたい」「実家の近くのほうが、結婚や出産などのライフイベントがあっても長く働き続けることができると思う」「仕事を通して、地元に貢献したい」などの声が寄せられました。
(2) 8割超が「コロナ禍で、より地方での就職を希望するようになった」と回答
地方での就職について、「新型コロナウイルスの流行により、地方での就職を希望するようになった」と回答した学生が82.9%に上りました。「コロナのような非常事態があった際に、家族が近くにいると安心できる」「思うように帰省できないことを経験し、家族の近くに住みたいと思うようになった」「なかなか人に会えない中で周囲との繋がりの大切さを感じ、地元に貢献したいと思うようになった」などの声が上がりました。
(3) UIターンを希望する理由は、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」が最多
UIターンや地方での就職を希望する理由は、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」35.0%で最多。次いで、「もともと卒業後は地元に帰ろうと思っていた」33.5%、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」29.6%が続きました。
(4) UIターンで希望する勤務地は「出身の都道府県」が最多。次いで「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」
UIターンで希望する勤務地は、「出身の都道府県」が72.8%で最多。次いで、「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」36.9%が続きました。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年5月9日~2022年5月30日
・有効回答数:525名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/6月9日発表・同社プレスリリースより転載)