インターワークス、10月の製造系派遣の平均賃金を分析
関東、近畿、東海エリアを中心に高水準で推移
インターワークス(東京都港区、岡田稔・代表取締役)では、2007年4月よりサービスを開始した日本初の製造系専門求人サイト「工場ワークス( http://04510.jp/ )」に掲載をしている主要大手製造系人材派遣会社を含む約30社のデータから2007年9月に引き続き、10月時点での(※)各エリア、業種別の平均賃金分析を行いましたので結果をお知らせいたします。(※ 「工場ワークス」上で分類されているエリア、業種) 【 全国の状況、業界別傾向について 】 2007年3月から規制緩和された製造業職種の派遣期間延長や順調な伸びを見せる工場立地件数の影響を受け、製造系派遣の需要は引き続き高い水準で推移しているものと思われます。平均時給につきましても、全国平均1,068円と対前月比プラス3円と依然として高水準で推移しております。特に自動車関連や大型機械・金属加工業界は、平均時給が1,100円を超えており、採用難を物語るものとなっております。 【 エリア別の概況について 】 地域別で見てみますと、関東エリア(1,124円)、中部・東海エリア(1,120円)がほぼ同レベルで最高水準を維持しており、近畿エリア(1,078円)が続く形になっています。この傾向は、工場立地件数のエリア別動向*とも比例しており、人材需要と平均時給の相関関係が見られる形になっています。 *経済産業省平成19年上期(1-6月期)工場立地動向調査(速報)より 【 今後の平均賃金の傾向 】 平均賃金の先行指標である工場立地件数の動向から類推すると、今後は仙台を中心とする東北エリアと、福岡、北九州を中心とする九州エリアで平均賃金が上昇することが予想されます。全体としても高い水準を維持することは間違いなく、平均賃金を下げる要因は当面見当たらないように思われます。 (インターワークス http://www.inter-works.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・12月10日) |