ロースタリー型障害者雇用支援サービス 「BYSN(バイセン)」の提供開始
高品質な珈琲豆が企業と障害者をつなぎ、価値あるコミュニケーションを生み出す新しい障害者雇用支援サービス
株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、ロースタリー型障害者雇用支援サービス「BYSN」の提供を開始します。第1の拠点として、新潟県三条市に2022年秋頃開設予定です。
BYSNは、障害者が福祉的就労ではなく、企業就労として珈琲の焙煎業務を行う新しい障害者雇用支援サービスです。
利用企業はBYSNの施設内に企業毎の拠点を構え、障害者を直接雇用します。雇用された障害者は、珈琲づくりに従事し、珈琲豆の不純物や欠点豆を取り除くため、手作業で丁寧に豆を選別。一般的なガスを使用する焙煎機ではなく、BYSN専用にカスタマイズされた安心安全なプロ仕様の電気式焙煎機によって、高品質な珈琲豆を作り上げます。
一つひとつ丁寧に仕上げた高品質な珈琲豆を、企業のノベルティや福利厚生として様々な形でお客様や仲間たちに届けます。
また、BYSNはカフェ同様の設備を有し、地域と連携したイベントの開催や模擬業務を通じてトレーニングを行うことも予定しています。ブレンダーやバリスタなど専門性の高い業務へチャレンジする機会を設け、ステップアップも支援します。さらに、利用企業本社とBYSNの拠点は、オンラインミーティング等で珈琲のおいしさや楽しみ方を共有、オリジナル珈琲の開発や活用方法を追求していきます。珈琲をきっかけとしたコミュニケーションを通じて多様化が進む時代の価値観や発想を広げます。
BYSNの施設には、障害者雇用支援のプロフェッショナルであるスタートラインスタッフが常駐し、ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法と称される心理療法を基にした支援技術と、これまで障害者支援で培ったノウハウや実績を用いて、科学的根拠に基づく効果的な支援を行います。スタートライン独自の支援技術は、全国調査では50%を切る精神障害者の1年定着率を80%まで引き上げ、障害者の継続就労を実現します。
スタートラインは、このBYSNを障害者雇用の課題を抱える企業へ新たな働き方の選択肢の1つとして提案し、2024年までに約100名の雇用を創出することを目標としています。ただ働く場所を増やすだけではなく、一人ひとりにあった働き方の選択肢を増やし、働く喜びを感じることができる社会の実現を目指しています。
▼ロースタリー型障害者雇用支援サービス BYSNに込めた想い
焙煎とは、珈琲の生豆を煎る加熱作業のことです。生豆から焙煎という作業工程を経て、独特の風味、表情、オリジナリティを纏い、美味しい珈琲が生まれるように、そこに関わる人たちがバイセン(サービス)を通し、自身の可能性に気付き、活躍しながら自分らしく成長していく姿を重ね“バイセン” と呼称します。
表記は『Believe Yourself, Start a Newnormal.』の頭文字を取って「BYSN」とします。
※ロースタリーとは
焙煎所。珈琲豆などを焙じて煎ることを行う場所、施設を指します。
▼お問い合わせ
株式会社スタートライン
アカウントセールスディビジョン インサイドセールスチームリーダー 福田浩大
MAIL…info1@start-line.jp
TEL …050-5893-8926 / FAX…0422-38-5680
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社スタートライン / 2月21日発表・同社プレスリリースより転載)