23卒:ガクチカ、選考に関する調査
ガクチカのエピソードは「アルバイト」(25.0%)が1位
最終面接は90.5%が「対面」を希望
~新型コロナウイルスの影響でガクチカのエピソードを変更したのは10.1%~
採用コンサルティング事業を行う株式会社プレシャスパートナーズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:髙﨑 誠司、以下:プレシャスパートナーズ)は、2023年に卒業する学生を対象に「就職活動に関する調査」を実施し、316名から回答を得ました。結果は以下のとおりです。
【調査結果 概要】
- ガクチカのエピソードの上位3つは「アルバイト」(25.0%)、「部活/クラブ/ボランティア活動」(21.5%)、「サークル活動」(17.1%)
- 新型コロナウイルスの影響でガクチカのエピソードを変更したのは10.1%
- 最終面接は90.5%が「対面」を希望
【調査結果 詳細(一部抜粋)】
■ガクチカのエピソードの上位3つは「アルバイト」(25.0%)、「部活/クラブ/ボランティア活動」(21.5%)、「サークル活動」(17.1%)
ES(エントリーシート)に記載する予定のガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のエピソードを尋ねたところ、「アルバイト」(25.0%)が最多となり、次いで「部活/クラブ/ボランティア活動」(21.5%)、「サークル活動」(17.1%)となりました。その他の回答には、「まだ決めていない」、「迷っている」などの回答がありました。
■新型コロナウイルスの影響でガクチカのエピソードを変更したのは10.1%
新型コロナウイルスの影響でガクチカのエピソードを変更したかどうかを尋ねたところ、10.1%が「変更した」と回答し、89.9%が「変更していない」と回答しました。「変更した」と回答をした方を対象に変更前と変更後のエピソードを尋ねたところ、変更前は留学が多く、新型コロナウイルスの感染拡大が影響していると言えそうです。
■最終面接以外の選考は44.0%が「オンライン」、56.0%が「対面」を希望
最終面接以外の選考は対面とオンラインのどちらを希望するかを尋ねたところ、44.0%が「オンライン」、56.0%が「対面」と回答しました。会社説明会など、企業の情報を収集する段階では、「オンライン」を活用していくのが良いと言えそうです。
■最終面接は90.5%が「対面」を希望
最終面接は対面とオンラインのどちらを希望するかを尋ねたところ、90.5%が「対面」と回答しました。最終面接は学生・企業の双方が意思を確認する場であり、入社が左右される重要な局面において、「対面」の場を求めていることがわかります。
【総評】
今回の調査では、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のエピソードの上位3つは「アルバイト」(25.0%)、「部活/クラブ/ボランティア活動」(21.5%)、「サークル活動」(17.1%)ということがわかりました。
企業側はガクチカのエピソードを通じて、「入社後の働いている姿」=「再現性」を確認しています。新型コロナウイルスの影響でガクチカに悩む学生が増えていますが、学生は再現性が伝えられるようなエピソードを話すと良いでしょう。一方で企業側は、ガクチカだけでなく様々な角度から質問をしてみると良いと言えそうです。
またITの発達や新型コロナウイルスの感染拡大の状況から、オンラインの必要性は学生も理解をしています。しかし、対面の方が知れる情報量に大きく差があり、最終的には直接会い、企業のカルチャーや雰囲気、社員の人柄などを知り、自分の目で決めたいという学生が多いと言えます。今後もオンラインを活用した採用活動が行われていくことが予想されますが、対面での実施ができない場合は、企業側はできるだけ情報を開示し、ミスマッチが起きないように取り組むことが必要となるでしょう。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社プレシャスパートナーズ / 2月2日発表・同社プレスリリースより転載)