労働力調査(詳細集計)2021年(令和3年)7~9月期平均
総務省は、労働力調査(詳細集計)2021年(令和3年)7~9月期平均の結果を公表しました。
<結果の概要>
【正規,非正規の職員・従業員】
- 役員を除く雇用者5635万人のうち,正規の職員・従業員は3575万人と,前年同期に比べ38万人の増加。8期連続の増加。非正規の職員・従業員は2060万人と,4万人の減少。2期ぶりの減少。
- 非正規の職員・従業員について,現職の雇用形態についた主な理由別にみると,「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が663万人と,前年同期に比べ48万人の増加。「家計の補助・学費等を得たいから」とした者が381万人と,2万人の減少。「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者が211万人と,11万人の減少。
【失業者(失業期間別)】
- 失業者は211万人と,前年同期に比べ13万人の減少。失業期間別にみると,失業期間が「3か月未満」の者は72万人と,22万人の減少,「1年以上」の者は68万人と,18万人の増加。
【非労働力人口(就業希望の有無別)】
- 非労働力人口は4122万人と,前年同期に比べ50万人の減少。このうち就業希望者は243万人と,34万人の減少。
- 就業希望者について,求職活動をしていない理由別にみると,「適当な仕事がありそうにない」とした者は84万人と,前年同期に比べ17万人の減少。
【未活用労働】
- 就業者6685万人のうち,追加就労希望就業者は222万人と,前年同期に比べ3万人の増加。
- 非労働力人口4122万人のうち,潜在労働力人口は36万人と,前年同期に比べ7万人の減少。
- 未活用労働指標の中で,最も包括的に未活用労働を捉えた未活用労働指標4(LU4)は6.8%と,前年同期に比べ0.2ポイントの低下。
◆詳しくはこちらをご覧ください。
(総務省 /11月9日発表・報道発表より転載)
この記事ジャンル
雇用管理