TDB景気動向調査 -2021年9月調査結果-
2021年10月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
国内景気は2カ月ぶりに改善
~ 経済活動はワクチン接種の普及とともに徐々に正常化へ ~
(調査対象 2 万 4,516 社、有効回答 1 万 2,222 社、回答率 49.9%、調査開始 2002 年 5 月)
<調査結果のポイント>
- 2021 年9 月の景気DI は前月比0.7 ポイント増の39.9 となり、2 カ月ぶりに改善した。国内景気は、新規感染者数の減少や株価上昇などが好材料となり、再び上向きに転じた。今後は、感染拡大による下振れリスクを抱えつつも、緩やかに回復していくとみられる。
- 全10 業界中、7 業界が改善。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向のなか、『サービス』『建設』『卸売』などが改善した。一方で、半導体不足や材料価格の高騰などの影響が深刻な『製造』は 2 カ月連続で悪化。特に9 月は自動車関連の落ち込みが目立った。
- 全10 地域中8 地域が改善、2 地域が悪化した。新規感染者数が大幅に減少するなか、まん延防止等重点措置が解除された 6 県がいずれも上向くなど、29 都道府県が改善。特に都市部周辺での『不動産』の改善が目立った。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」すべてが2 カ月ぶりにそろって改善した。
<問い合わせ先>
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Tel:03-5775-3163
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク /10月5日発表・同社プレスリリースより転載)
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