【20代意識調査】「評価」に関する調査
約半数が「仕事で評価されている」と実感できていない。テレワークでの評価に不安を感じる人も、約4割。「テレワークでは、業務内容と評価体系が明確になっていることが必要」の声。
株式会社学情(本社:東京都千代田区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「評価」に関して調査。「仕事で評価されていると実感できていますか」という質問に対し、「実感していない」「どちらかと言えば実感していない」と回答した20代が、48.2%に上りました。約半数が、仕事で評価されていると実感していないことが分かります。仕事で評価されていると感じるときは、「上司から褒められたとき」が53.1%で最多。次いで、「昇給したとき」31.0%でした。また、テレワークで「どう評価されているか分からない」と回答した20代が、40.9%に上りました。「テレワークでは明確な評価制度が必要だと思う」といった声が寄せられています。
【TOPICS】
- 20代の約半数が、「仕事で評価されている」と実感できていないと回答
- 仕事で評価されていると感じるときは「上司から褒められたとき」が53.1%で最多
- テレワークで「どう評価されているか分からない」など、評価に不安を感じている20代が40.9%
- テレワークで業務を進める際に不安な点は「オンオフの切り替えが難しい」が50.7%で最多
【調査の背景】
コロナ禍でテレワークの導入・定着が進んでいます。テレワークでは、オフィスで仕事をするときと比較すると、仕事のプロセスが見えにくく、評価をし、評価されることが難しいと考えられます。コロナ禍で、20代の社会人は「仕事の評価」をどう感じているのか調査しました。
(1) 20代の約半数が、「仕事で評価されている」と実感できていないと回答
「仕事で評価されていると実感できていますか」という質問に対し、「実感していない」「どちらかと言えば実感していない」と回答した20代が、48.2%に上りました。約半数が、仕事で評価されていると実感していないことが分かります。
(2) 仕事で評価されていると感じるときは「上司から褒められたとき」が53.1%で最多
仕事で評価されていると感じるときは、「上司から褒められたとき」が53.1%で最多。次いで、「昇給したとき」31.0%、「責任ある仕事を任されたとき」28.1%、「仕事のフィードバックを受けたとき」25.1%と続きます。上司とコミュニケーションをとった際や、給与や業務内容に、仕事への評価が反映された際に、評価されていると感じていることが分かります。
(3) テレワークで「どう評価されているか分からない」など、評価に不安を感じている20代が40.9%
テレワークで「どう評価されているか分からない」と回答した20代が、40.9%に上りました。昨年同時期調査(49.0%)と比較すると、8.1ポイント減少しているものの、テレワーク時の評価に不安を感じている20代が多いことが分かります。「どう評価されているか分からない」と回答した20代からは、「テレワークでは明確な評価制度が必要だと思う」といった声が挙がっています。テレワークでは、顔を合わせて直接コミュニケーションをとることができないため、業務内容や評価基準を明確にする必要があるという課題が浮き彫りになりました。
テレワークで評価に課題を感じている20代の声
- テレワークでは明確な評価制度が必要だと思う
- 業務の指示を受ける場面は多いものの、フィードバックを受ける機会は少ない
テレワークでも評価に課題を感じていない20代の声
- 電話やチャットでコミュニケーションが取れている
- アウトプットしたものに対して、フィードバックをもらっているので、評価にも納得している
- 業務内容が明確なので、進捗や達成度に応じて明確に評価されていると思う
(4) テレワークで業務を進める際に不安な点は「オンオフの切り替えが難しい」が50.7%で最多
テレワークで業務を進める際に不安な点は、「オンオフの切り替えが難しい」が50.7%最多。次いで、「同僚とのコミュニケーションが減る」47.9%、「運動不足になる」43.7%が続きました。
■調査概要
・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
・調査期間:2021年7月30日~2021年9月1日
・有効回答数:303名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/9月8日発表・同社プレスリリースより転載)