令和2年「雇用動向調査」の調査結果を公表します
~入職率、離職率ともに低下~
厚生労働省では、このたび、令和2年「雇用動向調査」の結果を取りまとめましたので、公表します。
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたものです。
この調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から15,184事業所を抽出して行い、9,032事業所(上半期)と8,841事業所(下半期)から有効回答を得ました。なお、回答を得た事業所の入職者52,481人(上半期と下半期の計)、離職者63,795人(上半期と下半期の計)についても集計しています。
【調査結果のポイント】
- 入職率、離職率及び入職超過率
入職率 13.9%(前年と比べて2.8ポイント低下)
離職率 14.2%(前年と比べて1.4ポイント低下)
入職超過率 -0.3ポイント(9年ぶりの離職超過)
- 就業形態別入職率及び離職率
一般労働者 入職率10.7% 離職率10.7%
(前年と比べて入職率1.2ポイント低下、離職率0.7ポイント低下)
パートタイム労働者 入職率22.2% 離職率23.3%
(前年と比べて入職率7.0ポイント低下、離職率3.1ポイント低下)
- 産業別入職率及び離職率
宿泊業,飲食サービス業 入職率26.3% 離職率26.9%で離職超過
(前年と比べて入職率10.0ポイント低下、離職率6.7ポイント低下)
生活関連サービス業,娯楽業 入職率15.8% 離職率18.4%で離職超過
(前年と比べて入職率8.8ポイント低下、離職率2.1ポイント低下)
【調査概要】
調査方法 :抽出調査
調査対象 :15,184事業所
有効回答数 :9,032事業所(上半期)8,841事業所(下半期)
調査期間 :令和2年6月18日~令和2年8月26日(上半期)
令和2年12月11日~令和3年2月26日(下半期)
◆詳しくはこちらをご覧ください。
( 厚生労働省/8月31日発表・報道発表より転載)
この記事ジャンル
退職