労働者派遣事業統計調査(2021年第2四半期:4~6月)
一般社団法人日本人材派遣協会では、主要会員の協力により、全国10地域において四半期ごとに実稼働者数の統計調査を取りまとめております。
この度、2021年4~6月期(第2四半期)の集計結果がまとまりましたので、その概要を公表いたします。
派遣社員の実稼働者総数 前年同期比100.6%
派遣社員の実稼働者総数(四半期平均)は、対前年同期比2,233人増の357,062人となった。
2020年第1四半期以来、5四半期ぶりに前年同期比で100%を上回り、100.6%となった。
また、前四半期平均より5,472人増となった。
<地域別状況>
地域別の実稼働者数(四半期平均)は、「北海道(98.4%)」「東海(98.5%)」「近畿(98.6%)」が対前年同期比100%を下回った。
前年同期比100%を上回ったのは 「東北(112.6%)」「南関東(100.4%)」 「北関東・甲信(101.4%)」「北陸(107.1%)」「中国(102.8%)」「四国(107.0%)」「九州(102.9%)」である。
<業務別状況>
業務別の実稼働者数(四半期平均)は、「情報処理システム開発(100.5%)」「一般事務(100.9%)」「営業(104.1%)」「軽作業(104.7%)」が前年同期比で伸びている。
「機器操作(93.5%)」「財務(95.1%)」「貿易(99.4%)」「販売(76.9%)」「製造(97.7%)」は、前年同期比が 100%を下回る結果となった。
<紹介予定派遣>
紹介予定派遣の派遣実稼動者数(四半期平均)は、前年同期比80.9%の2,810人となった。
また、成約件数(四半期計)も、前年同期比73.8%の3,241人となった。
<短期派遣>
短期派遣の実稼働者数(四半期平均)は、前年同期比113.3%の67,574人となった。
※ 実稼働者数は各月末の最終営業日をカウント (短期派遣のみ各月の延べ人数をカウント)
◆本調査の詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(一般社団法人 日本人材派遣協会 / 8月25日発表・同法人プレスリリースより転載)