女性活躍に関する調査
女性活躍「進んでいる」との回答は4割にとどまる結果に。今よりも高い役職に就きたい男性が46.3%に対し女性は34.3%。年代により役職に就きたくない理由に差
MRKホールディングス株式会社(代表取締役:岩本 眞二、本社:大阪市北区)のグループ会社である体型補整用婦人下着を販売するマルコ株式会社(代表取締役:岩本 眞二、本社:大阪市北区)は、当社グループが「日経 WOMAN2021年6月号」におきまして「女性が活躍する会社BEST100」に選出されたことをうけ2021年6月16日(水)~6月17日(木)に「女性活躍」に関する調査(全国20歳~59歳の会社員 男女800名を対象)を実施いたしました。
調査からキャリアに対する考え方が性別や年代により様々な差があることが明らかになりました。
「給与を上げたい」、「スキルを活かしたい」などの想いは強いようですが、「今よりも高い役職に就きたい」と思う女性は少ないようです。今よりも高い役職に就きたいと思わない理由として20代、30代女性は「責任の重さ」や「ストレスの多さ」を危惧しており、40代、50代になると「向いていない」という回答がランクアップしています。現在の役職でも課長クラス以上と回答した女性は4.5%となっています。女性活躍の政策の一環として「指導的地位に占める女性の割合を30%程度に上昇させる」と掲げていますが、まだまだ目標は遠そうです。
【調査概要】
1.調査の方法:WEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:全国の会社員・団体職員(正社員)、会社員・団体職員(派遣・契約社員)20歳から59歳を対象に実施
3.有効回答数:800名(性年代で各100名ずつ均等割付)
4.調査実施日:2021年6月16日(水)~6月17日(木)
【調査サマリー】
■キャリアに対する考え方
「給与を上げたい」と思う方が最も多く計86.1%、次いで「スキルを活かしたい」計77.4%、「社会に貢献したい」計61.4%と続く結果に。
女性30代が最も多く給料を上げたいと「思う」と回答しており、計93.0%。どの年代も8割を超え。スキルを活かしたいという項目は性年代で大きな差がない結果に。社会に貢献したいという項目では女性40代、男性30代が計58.0%と他性年代より少ない。また、子どもの有無で比較をすると、子どもの将来を考えてか、子どもがいる方が社会貢献したいと思う人が多い結果となった。
■今よりも高い役職に就きたいか
女性よりも男性よりが多く、年代を重ねるごとに少なくなっていく傾向。高い役職に就きたいと思わない理由は「ストレスが多そうだから」56.7%が最多。20代は高い役職に対し、「責任の重さ」を30代、40代は「ストレスの多さ」を危惧。50代は「ストレスの多さ」に加え、「向いていない」と感じている方が多い結果に。
■女性活躍について
課長クラス以上と回答した方は12.1%。性別で比較をすると、男性は19.8%、女性は4.5%。女性活躍が「進んでいる」と回答したのは全体では計44.9%と半数に満たない結果に。20代の女性は計53.0%が「進んでいる」と回答する一方で、女性40代は37.0%。女性活躍が進んでいるか否かは性別や年代なので感じ方が違うようだ。女性活躍が進んでいないと思うは「管理職の女性が少ないから」が最多。20代30代は女性社員の少なさを感じており、40代50代の男性は活躍の場を、女性は給与格差を感じている傾向に。
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(MRKホールディングス株式会社 / 7月21日発表・同社プレスリリースより転載)