2021年度新入社員は、過去5年間と比較してうまく気持ちを切り替え、周囲と助け合うことでテレワーク下のストレスに順応できる可能性が高い傾向
株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントは、適性検査「アドバンテッジ インサイト」を2020年3月~8月末に「新卒」区分で受検した全サンプルより500サンプルを無作為抽出し、その傾向を調査いたしました。
「アドバンテッジ インサイト」は、従来の適性検査が測定してきた知的能力やコンピテンシーに加え、「ストレス 耐性」や「EQ能力」まで測定する検査です。当検査は10年以上の提供実績があり、現在の受検数は年間約6万件です。このたび5か年で結果傾向を比較し、2021年度新卒採用の特徴について考察しました。
■「アドバンテッジ インサイト」結果のポイント
①「EQ能力」
「感情をうまく管理し、利用できる能力」であるEQ能力は、この5年間でほぼ横ばい。
ただし、EQ能力を形成する4つの能力(4ブランチ)を見ると、「その場・状況にふさわしい気持ちになる能力」を指す「感情の利用」が大きく上昇しており、ここ5年間で最高値となっている。
②「コンピテンシー」
「成果に結びつく行動特性」であるコンピテンシーは、19卒から上昇傾向。
なかでも21卒では、「ビジョン創出力」「困難克服力」「コミュニケーション力」が上昇している。
③「潜在的なストレス耐性」
「ストレスを強める特性(リスクパターン)」「ストレス対処方法(コーピング)」「ストレス緩和力」の3要素で構成される潜在的なストレス耐性は、19卒から全体的に緩やかな上昇傾向。
21卒では特に、「ストレス緩和力」のうち「周囲からのサポート」と「自己効力感」が上昇している。
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(株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント / 3月29日発表・同社プレスリリースより転載)