就職プロセス調査(2021年卒)「2020年6月12日時点 内定状況」
株式会社リクルートキャリア( 本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 佐藤 学) のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
■対面での選考活動が徐々に増える一方で、最終面接は約4割がWeb面接
6月12日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は65.3%(※1)(6月1日時点+8.4ポイント)と約2週間で増加してきています。現在の採用スケジュールでは6月1日が面接選考解禁日であり、大手企業を中心に内定出しが進んだと考えられます。また、6月初旬の活動において「面接など対面での選考を受けた」が28.9%と5月初旬の実施率である15.7%を上回っており、対面での選考活動が少しずつ再開されていることもうかがえます。今回新しく、学生が経験した最終面接の形式を聴取しました。すると対面面接が57.9%に対し、Web面接は41.5%でした。対面面接、Web面接の差は大きくなく、Web上での最終面接が広がってきているということが言えそうです。従業員規模別に見ると、従業員規模の小さい企業では対面面接が主になっているなど差が見られます。新型コロナウイルス感染症による就職・採用活動への影響も落ち着き始めていますが、改めて今年は多くの学生、企業がまだ変化に対応しながら活動を続けています。採用プロセスが後ろ倒しになっているため、引き続き7月以降の活動に注視していくとともに、市場の現状を適切に把握することが必要です。
※1 内々定を含む。
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(株式会社リクルートキャリア / 6月24日発表・同社プレスリリースより転載)