翔栄クリエイト、「オフィス環境に関する 意識調査2007」(コミュニケーション編)
オフィスデザイン・オフィスレイアウト・オフィス移転のコンサルティング事業を展開している、翔栄クリエイト(東京都港区、宇佐神慎・代表取締役)は、2007年3月27日〜3月29日、全国在住20代〜50代の男女ビジネスパーソンを対象に、「オフィス環境に関する意識調査2007」を行いました。
本リリースでは、調査結果のオフィスでのコミュニケーションに関する設問の一部を抜粋してお送り致しております。
■ 調査の背景
大卒の新入社員が3年で3割以上が辞めるという早期離職の問題がメディアでも取り上げられる中、その原因としてしばしば取沙汰されるのが「社内コミュニケーション不足」の問題です。
gooリサーチが昨年行った調査※によると、『1000人以上の大企業に勤める社員の約8割が、部署を超えた社員のコミュニケーションに不足を感じている』という結果が出ております。
このような結果を受けて、オフィスデザイン・レイアウト・オフィス移転のコンサルティングを行っている翔栄クリエイトはオフィスデザインの観点からのオフィスにおいてのコミュニケーションに関する意識の調査を実施致しました。
※ 社内コミュニケーションに関する意識調査(gooリサーチ)
http://research.goo.ne.jp/Result/000354/
【 オフィス環境に関する意識調査2007〜コミュニケーション編〜結果概要 】
▽ オフィスの中で他社員とコミュニケーションをとっている場所1位/自分の机 54.9% 2位/食堂 19.4% 3位/喫煙室 17.5% 特にない 14.6%
▽ コミュニケーションを改善したいと思う人1位/上司 54.7% 2位/同僚 52.3% 3位/部下 28.6%
▽ オフィスでのコミュニケーションを改善するためにしたいこと1位/リフレッシュルームなどのコミュニケーションポイントを増やす 50.4% 2位/非公式コミュニケーションイベント(飲み会など)を増やす 31.8% 3位/自販機、雑誌コーナーなどの人が集まる仕組みをつくる 28.1%
■ 考察
▽ オフィスの中で他社員とコミュニケーションをとっている場所
他社員とのコミュニケーションをとっているオフィスの中の場所として圧倒的に多かったのが「自分の机」という意見です。カフェなどのリフレッシュルーム等を設ける企業が増えてきてはいますが、まだまだコミュニケーションは限定した範囲でしか行われておらず、部署を超えたクロスファンクショナルなコミュニケーションは起こりにくいということが推測されます。非公式なコミュニケーションをとる場所は「特にない」と答えた人も14.6%いました。
▽ コミュニケーションを改善したいと思う人
上司とのコミュニケーションを改善したいという声が一番多く、特に20代で顕著でした。日本能率協会の2007年度新入社員「会社や社会に対する意識調査」※によると「新入社員は人間的魅力を持つ上司・先輩に丁寧に指導してもらうことへの期待が強い」という結果が出ていたように、最近の20代は上司とコミュニケーションを多く持ちたいという意識が反映されていることが推測されます。
※ 2007年度新入社員「会社や社会に対する意識調査」(日本能率協会)
http://www.jma.or.jp/release/data/pdf/20070419.pdf
▽ オフィスでのコミュニケーションを改善するためにしたいこと
オフィスでのコミュニケーションを改善するためにしたいことしては1位が「リフレッシュルームなどのコミュニケーションポイントを増やす」、2位が「非公式コミュニケーションイベント(飲み会など)を増やす」31.8%、3位「自販機、雑誌コーナーなどの人が集まる仕組みをつくる」28.1%という結果になり、コミュニケーション改善のためにはハード(施設)とソフト(施策)双方の対策が重要だということが推測されます。
■ 翔栄クリエイトの取り組み
http://www.syouei.net/
翔栄クリエイトは「オフィスは第五の経営資源」という考え方のもと、それぞれの企業の経営理念、ビジョンを実現させ企業が抱える課題(人材採用含む)を解決するオフィスデザインを各企業に提供しておりまして、近年でも多くの成長企業のオフィスデザイン・オフィス移転を手がけております。翔栄クリエイトが掲げる「業績が上がるオフィス」とは下記の要素を指しております。
−人材採用・定着に効く
−社員の労働生産性が上がる
−営業力に効く
−ブランディングに寄与する
■ 調査の詳細は同社HPまで。
(翔栄クリエイト http://www.syouei.net/ /同社プレスリリースより抜粋・7月17日)