マイナビ 2021年卒大学生のライフスタイル調査<働き方編 >
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2021年卒業予定の大学生・大学院生を対象とした「マイナビ 2021年卒大学生のライフスタイル調査<働き方編>」を発表しました。本調査は今年で11回目となります。調査概要は以下の通りです。
【TOPICS】
- 男子の「育児休業をとって積極的に子育てしたい」割合は5年連続増加し、調査開始以来初めて半数を超える。
- 結婚後「共働きを望む」割合は男子で初の5割超え。専業主婦志向の割合は、男女ともに減少。
- 女子が興味のある社会問題の1位は「少子化・働く女性支援」。欲しい子どもの平均人数は減少。
【調査結果の概要】
▼男子の「育児休業をとって積極的に子育てしたい」割合は5年連続増加し、調査開始以来初めて半数を超える。
子育てについての考えを聞いたところ、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と回答した割合は、男子は51.5%(前年比7.9pt増)、女子は71.4%(前年比5.4pt増)で、男女とも大きく増加した。また、男子では2014年卒を対象とした調査開始以降初めて半数を超えた。経年で見ると、男子の割合が、2016年卒以降5年連続で増加しており、男女差も19.9%で調査開始以来最小となった。
育児と仕事のワークライフバランスについて、「時間内に仕事を終え、積極的に子育てする男性」を、女子が「すごくかっこいい」と感じる割合は、4年連続で増加した。また「子育てに専念するため育児休業を取得する男性・女性」を「すごくかっこいい」と感じる男子・女子の割合は、4年連続増加した。
▼結婚後「共働きを望む」割合は男子で初の5割超え。専業主婦志向の割合は、男女ともに減少。
結婚後の仕事に関しての考えを聞いたところ、「夫婦共働き」を希望する割合は、男子 56.5%(前年比7.0pt増)、女子 74.3%(前年比3.5pt増)で男女とも増加し、ともに2016年卒の調査開始以降、最多だった。また、初めて「夫婦共働き」を希望する男性の割合が半数を超えた。
一方で、専業主婦志向(※)の割合は、男女ともに大きく減少し、男子では調査開始から初めて4割を切り、女子も初めて2割を切る結果となった。男女の専業主婦志向が著しく低下している。
※男子の「主に自分の収入のみで生活するのが望ましい」と、女子の「主に相手の収入のみで生活するのが望ましい」を専業主婦志向として定義。
▼文系・理系問わずに女子が興味のある社会問題の1位は「少子化・働く女性支援」。欲しい子どもの平均人数は減少。
興味のある社会問題について聞いたところ、女子は文系・理系問わず、「少子化・働く女性支援(文系女子 60.1%、前年比1.1pt増:理系女子 52.1%、前年比6.9pt減)」がトップで、5年連続の1位に。文系男子で最も高かったのは「高齢化社会・介護問題(37.8%、前年比4.2pt増)」で、次に「非正規社員・労働問題(36.5%、前年比0.6pt増)」となった。
なお、欲しい子供の人数について聞いたところ、前年より減少し、女子が「平均2.1人(前年比0.3pt減)」だった。
【「2021年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」概要】
○調査期間:2019年11月25日(月)~2019年12月23日(月)
○調査方法:2019年11月25日時点のマイナビ2021会員の大学生・大学院生にWEB DMを配信。2019年11月27日に過去のアンケート回答者にWEB DMを配信。
○有効回答数:4,850名(回答内訳:文系男子825名/理系男子754名/文系女子2,306名/理系女子965名)
※調査結果の詳細は「新卒採用サポネット」からご確認いただけます。
<本件に関するお問い合わせ・取材等のお申し込み先>
社長室 広報部
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(株式会社マイナビ / 3月18日発表・同社プレスリリースより転載)