社内ルールにおける男女差に関する調査2019(連合調べ)
日本労働組合総連合会(略称:連合、所在地:東京都千代田区、会長:神津 里季生)は、職場における服装・身だしなみや旧姓・通称使用についての決まり・ルールに関する意識や実態を把握するため、「社内ルールにおける男女差に関する調査」を2019年10月2日~10月4日の3日間でインターネットリサーチにより実施し、全国の20歳~59歳の有職者1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
【調査結果のポイント】
≪職場での決まりについて≫
- 普段、仕事をするときの服装は?「制服」44.3%、「市販のスーツを含む私服」47.0%、「TPOで異なる」8.7%
- 服装や身だしなみについての決まりの有無「ある」57.1%、宿泊業や飲食サービス業が高い傾向
- 服装や身だしなみについての規定方法TOP3「就業規則」「服務規程」「服装規定」
- 「男性は長髪NG」「女性はシャツ色ピンク」「女性はパンプス」など、男女で異なる決まりが多数
- 「パンプスのヒールの高さに決まりがある」19.4%
- 服装や身だしなみの決まりに従わないときの扱い「何らかの処分がある」19.4%、「何もない」30.5%
処分の内容は? 最多は「始末書提出」 - 服装・身だしなみについての職場での決まり「最低限でよい」54.9%、「本人に任せるべき」18.1%
- 決まりが男女で異なることについて思うこと「仕方ない」36.2%、「TPOによって変えるべき」31.5%
≪職場での旧姓・通称使用について≫
- 「職場で旧姓・通称の使用がともに認められている」36.3%
≪名字の変更と選択的夫婦別姓制度について≫
- 入籍して名字を変えたときに感じたこと 「結婚を実感」52.7%、「名前の変更手続きが面倒」34.8%
- 「選択的夫婦別姓という言葉や制度を知っている」83.3%
- 選択的夫婦別姓制度の導入に向けた法改正についての意識 「賛成」44.6%、「反対」8.7%
- 選択的夫婦別姓制度が導入されたら? 「同姓がよい/同姓でよい」40.7%、「別姓がよい/別姓でよい」4.9%
- 「自分の名字をどうするか相談して決める」50.5%、相談相手TOP3は「配偶者」「自分の親」「配偶者の親」
<本調査に関するお問合せ窓口>
連合(日本労働組合総連合会)
総合政策推進局 ジェンダー平等・多様性推進局 担当:松野
TEL :03-5295-0515
Eメール :jtuc-gender@sv.rengo-net.or.jp
総合企画局 企画局 担当:丸田
TEL :03-5295-0510
Eメール :jtuc-kikaku@sv.rengo-net.or.jp
受付時間 :10時00分~17時30分(月~金)
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(日本労働組合総連合会 / 11月15日発表・同会プレスリリースより転載)