53%が「男性の育休義務化に賛成」。取得率が低い理由、第1位は「社内に育休自体を取りやすい雰囲気がない」~ミドル2500人に聞く「男性育休」実態調査:エン・ジャパン
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「男性育休」についてアンケートを行ない、男女2,509名から回答を得ました。
<調査結果 詳細>
1:53%が「男性の育休義務化に賛成」と回答。
「男性の育休義務化についてどう思いますか?」と伺ったところ、53%が「賛成」と回答しました。40代、50代に比べ、30代での「反対」(21%)が多い結果でした。
2:男性の86%が「育休を取得したい」と回答。一方、取得経験者は全体の10%にとどまる。
男性に「もしこれから子供が生まれるとしたら、育休を取得したいと思いますか?」と伺ったところ、86%が「取得したい」(積極的に取得したい:41%、できれば取得したい:45%)と回答しました。一方、男性でかつ、お子さんがいる方に育休取得経験の有無を尋ねたところ、「ある」は10%でした。取得意向は高い一方で、取得にはハードルがあるようです。
3:男性育休の妥当な期間は「1ヶ月~3ヶ月未満」。取得者の実態は「3日~5日未満」が最多。
「男性が育休を取得する際の妥当な期間はどのくらいだと思いますか?」と伺ったところ、一番多かった回答は「1ヶ月~3ヶ月未満」(23%)でした。男女別に見ると、男性のほうが女性よりも長期の育休が妥当だと考えているようです。
男性で育休を実際に取得した方に、取得期間を伺うと、「3日~5日未満」(26%)が最多でした。妥当だと思う期間に比べ、実際に取得できた期間が短いことが分かります。
4:男性の育休取得率が低い理由、第1位は「社内に育休自体を取りやすい雰囲気がない」。
「男性の育休取得率が低い理由は何だと思いますか?」と伺ったところ、72%が「社内に育休自体を取りやすい雰囲気がない」と回答しました。男女別に見ると、男性の第2位は「社内制度が十分でない」(60%)、第3位は「育休中の所得の保証が十分でない」(51%)でした。女性の第2位は「育児は女性の役割という考え方が根強く残っている」(65%)、第3位は「社内制度が十分でない」(58%)でした。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
■有効回答数:2,509名
■調査期間:2019年8月1日 ~ 8月29日
<本ニュースリリースに関する問合せ先>
エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原、松田、清水、西春
TEL:03-3342-6590 FAX:03-3342-4683
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(エン・ジャパン株式会社 https://corp.en-japan.com/ /9月10日発表・同社プレスリリースより転載)