ワイキューブ、「GCS」をリニューアル
上司と社員との相性度で判断できるツールとして発売開始
ワイキューブ(東京都新宿区、安田佳生・代表取締役)は、社員の潜在能力を調査することで企業風土を把握するツール【 Group Capacity Survey(グループ キャパシティ サーベイ、以下GCS)】をリニューアルし、2007年3月22日に発売を開始いたしました。
【 開発背景 】
団塊の世代が一斉に定年退職する2007年問題、また株価上昇などによる景気回復により、企業の人手不足感が一層増しています。新卒大学生の求人倍率がバブル期並みの数値を記録する中、既存社員の流出を防ぐための施策を講じる企業も増えてきています。2007年2月22日には政府も「週3日制」や「メンター制」など、公務員の途中退職を極力抑えるための施策を導入するに至っています。しかし、総務省統計局の調査によると25歳〜34歳の若手社員の転職者は依然として増えており、そのような早期退職を問題視している企業は48%にものぼることが明らかなりました(『週刊東洋経済』/東洋経済新報社・2006年6月22日)。
転職者が増え続ける今、その原因を探った『ワーキングパーソンの転職意識と転職者の転職行動実態』(リクルートワークス研究所・2006年2月23日)によると、最大の転職理由としては「肉体的または精神的にきつい仕事だった」が第一位、「上司や同僚とうまくいかなかった」という理由が第三位に挙げられました。このような職種適合度や上司や社員との相性による潜在的な退職理由を把握し、いち早く対策を講じることで、将来的な離職の原因となる芽を摘むことが可能となります。
ワイキューブでは、自社の組織風土を明確に把握し、採用時の応募者を惹きつけるツールとして提供していたGCSを、組織風土・職種との適合度に加えて、新たに上司と社員との相性度で判断できるツールとしてリニューアルいたしました。適材適所を実現する組織配置・転換や社員個別の効果的なマネジメントを可能にし、社員それぞれのパフォーマンスを発揮しやすい環境づくりに役立つツールです。
【 商品概要 】
■ 商品名: GCS
以下4つの傾向が測れます。
(1)反応適性傾向: 仕事に対する反応の仕方・速度がわかります。
(2)性格適性傾向: 仕事への取り組み方の特徴がわかります。
(3)基礎能力傾向: 組織としての「強み」「弱み」がわかります。
(4)企業風土(価値観)傾向: 組織全体として、モチベーションの源泉がわかります。
■ 回答方式:問題数:141問 /回答方法:マークシート/WEBサイト
■ アウトプット 以下の5つのアウトプットをご提示します
(1)GCS-G(組織全体傾向)
組織全体の適性・能力・風土を分析した結果。このシートを見ることで、どのような社員で構成された組織であるかがわかります。※役職・性別ごとなど、小さい単位で分析することもできます。
(2)GCS-M(職種適合度分析)
判定した職種と社員の受診データを比較して、適合度を分布。その職種における、全社員の適合・不適合が一目でわかります。組織編制の際にご活用いただけます。
(3)GCS-D(受診者一覧)
社員の受診結果の一覧表。職種適合度の高い順に並んでいます。一人ひとりの適性・能力・志向がはっきりと数値化されています。
(4)GCS-C(相性分析)(※リニューアルに伴い新たに加えられたもの)
設定した人材と、全受診者との相性度を分布。その人材との適合・不適合度が一目でわかります。組織編制やマネジメント時にご活用いただけます。
(5)GCS-P(受診者個人結果)(※リニューアルに伴い新たに加えられたもの)
受診者一人ひとりの受診結果。適性・能力・志向を数値化し、現在の状態及び臨床からみる特徴を文章化しています。
■ 料金体系
基本料金: 200,000円 (1職種・10属性判定まで含む) +1人あたり10,000円
追加料金: 100,000円/1 職種、5,000円/1属性、50,000円/1相性
※受診人数80名様までのパッケージもございます(※追加料金は基本価格に同じ)
700,000円(1職種・10属性判定まで含む) +80名以上の場合、1人あたり8,000円
(ワイキューブ http://www.y-cube.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月22日)