自社の「働き方改革」に満足しているワーカーは約40%だが、オフィス環境に満足しているワーカーでは約90%と満足度が高まる~働き方とオフィスに関する意識調査(イトーキ調べ):イトーキ
オフィス家具をはじめとしたオフィス関連事業を手掛ける株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:平井嘉朗 以下、イトーキ)は、「働き方改革」に対する意識を調査するため、全国の従業員規模500名以上の企業に所属しているワーカーを対象に「働き方とオフィスに関する意識調査」を実施いたしました。
その結果、「働き方改革」には制度だけではなく、「働く環境」も大きな影響を与えていることがわかりました。
【調査結果概要】
オフィス環境の満足度を上げることが、「働き方改革」の満足にもつながる。
1.自社の「働き方改革」に満足しているワーカーは約40%。
⇒自社の「働き方改革」は進んでいると回答したワーカーは約60%。
一方、自社の「働き方改革」への満足度は40%程度にとどまっている。
2.オフィス環境に満足しているワーカーほど、自社の「働き方改革」にも満足している。
⇒オフィス環境に満足している人のうち、約90%が自社の「働き方改革」にも満足している。
3.今後取り組みたい「働き方改革」には、世代によるギャップがある。
⇒20〜30代の若い世代の方が「働き方改革」に積極的で、多くの施策に取り組みたい意向がある。
中でも「テレワークの導入」「オフィスの改善」といった、働く環境の変革に取り組みたい意向は40代以上に比べ、10%以上も高い。
【調査結果詳細】
1.自社の「働き方改革」に満足しているワーカーは約40%。
「あなたは自社の「働き方改革」に満足していますか」という問では、「大変満足している」が3.25%、「やや満足している」が40.00%となり、「あまり満足していない」が43.50%、「全く満足していない」が13.25%と、過半数のワーカーが満足していないという結果になりました。
2.オフィス環境に満足しているワーカーほど、自社の「働き方改革」にも満足している。
「あなたは自社の「働き方改革」に満足していますか」という問いと、「あなたはお勤めのオフィス環境には満足していますか」という問いをクロス集計しました。オフィス環境に満足しているワーカーの約90%が、自社の「働き方改革」にも満足していることがわかりました。
ワーカーの満足するオフィス環境をつくることが、「働き方改革」の満足を高めることになっているのかもしれません。
3.今後取り組みたい「働き方改革」には、世代によるギャップがある。
「次のうち今後取り組みたい働き方改革の施策は何ですか」という問では、「休暇取得の促進(育児・介護休暇、有給休暇など)」「テレワークの導入(自宅、コワーキングスペースなど)」「オフィスの改善(集中スペースなどの新たな「場」の設置、レイアウト変更など)」が上位にランクインしました。
40代以上(n=298)の回答と20〜30代(n=102)の回答を比較すると、20〜30代の回答が全項目において、「働き方」改革に取り組みたいと考えている割合が高いことがわかりました。特に、「テレワークの導入」「オフィスの改善」といった、働く場所・環境の変革に取り組みたい意向は、20〜30代の方が10%以上高く、世代による「働き方改革」への意識の差が現れました。
【「働き方とオフィスに関する意識調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査期間:2018年5月12日(土)~2018年5月14日(月)
調査対象:全国の従業員規模500名以上の企業に所属しているワーカー 男女 計400人
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社イトーキ https://www.itoki.jp/ /7月31日発表・同社プレスリリースより転載)