入社した会社が第一志望80.6%。「自分のキャリアプランに反する仕事を、我慢して続けるのは無意味だ」過去最高の38.0%~『2018年度 新入社員 春の意識調査』:日本生産性本部
公益財団法人日本生産性本部は5月24日、2018年春に実施したグローバルマネジメント・センター主催の新入社員教育プログラム等への参加者を対象としたアンケート結果を発表した。本調査は1990年より継続的に行っており、今回が29回目となる。
<主なポイント>
1.「あなたにとって、今の会社は第何志望でしたか?」の質問に対し「第一志望」、4年連続で上昇し初の8割超えで過去最高(80.6%)
設問Q4.「あなたにとって、今の会社は第何志望でしたか?」という設問に対して「第一志望」と答えた割合が80.6%と4年連続で上昇し、1997年の設問開始以来過去最高となった。
2.「自分のキャリアプランに反する仕事を、我慢して続けるのは無意味だ」の質問に対し「そう思う」、6年連続増加傾向で過去最高(38.0%)
設問Q7.(a)「自分のキャリアプランに反する仕事を、我慢して続けるのは無意味だ」という設問に対して「そう思う」と答えた割合が38.0%と、昨年度比6.4ポイント上昇し、2006年の設問開始以来最高となった。
3.「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」を望む回答が過去最高(75.9%)
設問Q6.(d)「1.残業は多いが、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力が高められる職場」と「2.残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」の二者択一の設問で、後者と答えた割合が75.9%と、1998年の設問開始以来最高となった。
4.マニュアルに書かれていないことが起きた際、「すぐにストップしてあとは先輩や上司に聞く」とする回答が過去最高(73.9%)
設問Q5.(b)「ある仕事をやっているうちに、研修で教わったマニュアルに書かれてないことが起きました。このとき、あなたは…」との問いに対し、「2.すぐにストップしてあとは先輩や上司に聞く」と答えた割合が73.9%と、1997年の設問開始以来最高となった。
5.「従来の基準や慣習には反しても、法律に反しないことであれば、どんな手段や方法をとっても問題はない」の質問に対し「そう思う」と答えた回答が3年連続増加傾向で過去最高(23.4%)
設問Q7.(k)「従来の基準や慣習には反しても、法律に反しないことであれば、どんな手段や方法をとっても問題はない」という質問に対して「そう思う」と回答した回答者が3年連続増加して23.4%となり、2006年の設問開始以来過去最高となった。
◆調査方法;
(1)調査名: 2018年度新入社員 春の意識調査
(2)調査対象: 2018年春に実施した日本生産性本部グローバルマネジメント・センター主催の新入社員教育プログラム等の参加者
(実施時期:2018年3月下旬~4月中旬)
(3)有効回答数: 1914通
【本件に関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本生産性本部 グローバルマネジメント・センター 担当: 堀部
TEL: 03-3511-4030 FAX: 03-3511-4057
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(公益財団法人日本生産性本部 http://www.jpc-net.jp/ /5月24日発表・同法人プレスリリースより転載)