平成30年3月分の現金給与総額は前年同月比は2.1%増。所定外労働時間は1.7%減。常用雇用は1.9%増~毎月勤労統計調査平成30年3月分結果速報 (厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成30年3月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1.賃金(一人平均)
(1) 現金給与総額の前年同月比は、2.1%増となった。
うち所定内給与は1.3%増、所定外給与は1.8%増、所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与は1.3%増、特別に支払われた給与は12.8%増となった。
(2) 一般労働者では、現金給与総額の前年同月比は、1.9%増となった。
うち所定内給与は1.1%増、所定外給与は1.8%増、きまって支給する給与は1.1%増、特別に支払われた給与は12.0%増となった。
(3) パートタイム労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.6%増となった。
うち所定内給与は0.5%増、所定外給与は5.9%減、きまって支給する給与は0.3%増となった。なお、時間当たり給与は1.9%増となった。
(4) 実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、0.8%増となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、1.3%上昇)
2.労働時間(一人平均)
(1) 総実労働時間の前年同月比は、1.4%減となった。
うち所定内労働時間は1.5%減、所定外労働時間は1.7%減となった。出勤日数の前年同月差は、0.2日減となった。
また、製造業の所定外労働時間(季節調整済指数)は、前月と同水準となった。
(2) 一般労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.6%減となった。
うち所定内労働時間は1.6%減となった。
(3) パートタイム労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.3%減となった。
うち所定内労働時間は1.3%減となった。
3.雇用
(1) 常用雇用の前年同月比は、1.9%増、一般労働者では2.2%増、パートタイム労働者では1.5%増となった。
(2) パートタイム労働者比率の前年同月差は、0.39ポイント低下となった。
【照会先】
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 野地 祐二
室長補佐 手計 高志
(担当・内線) 企画調整係(7609, 7610)
(電話代表) 03(5253)1111
(ダイヤルイン) 03(3595)3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 5月9日発表・報道発表より転載)