2018年5月より、新規採用時のフルタイムのセールスドライバーを正社員として採用~現在フルタイムの契約社員、約5000人についても正社員登用へ:ヤマト運輸
ヤマトホールディングス株式会社傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 長尾 裕 以下、ヤマト運輸)は、2018年5月より、新たにフルタイムのセールスドライバー(以下、SD)として入社する社員のすべてを正社員として採用することを決定いたしました。また、在籍中のSDを含むフルタイムの有期労働契約の社員(以下、契約社員)約5,000人についても、本人が希望すれば正社員を選択できるよう人事制度を改定いたしますので、お知らせいたします。
1.背景
労働人口の減少などにより物流業界全体で人手不足感が増す中、優秀な人材を継続的に採用することが重要な経営課題となっています。また、「働き方改革」を経営の中心に据え、社員が安心して働ける健全な労働環境の構築を進める中、働く社員が人事制度に納得感を持ち、自ら成長し、周囲を育成する意欲を醸成する必要性が高まっています。
これらの課題に対応し、継続的な人材確保に繋げていくため、今回の決定に至りました。
2.概要
(1)新規採用時の正社員採用
当社はこれまで、正社員への登用を前提に契約社員としてフルタイムのSDを採用してきました。社内にチャレンジ制度を設け、自主的・自発的な行動や、他の社員を取り纏めることができる等の選考要件を見極めた上で、おおむね入社後2年程度で正社員へ登用してきましたが、より積極的に採用活動を行い、社員が安心して働ける環境を整備していくため、2018年5月16日以降に入社するSDについては、正社員として採用します。
(2)既存社員の正社員登用
新規採用時の正社員採用を受け、現在在籍しているフルタイムの契約社員のSD約3,000名のうち、社員本人が希望する場合、2018年5月16日付けで正社員に登用します。また、SD以外の事務や作業を担当するフルタイムの契約社員のうち、社内で一定の基準を満たした約2,000名についても、社員本人が希望する場合、2018年5月16日付けで正社員に登用します。
3.今後について
「働き方改革」を経営の中心に据え、引き続き労働環境の整備などを行うとともに、新たな人材の採用に向けた人事制度の見直しなどを労使一体となって進めてまいります。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヤマト運輸株式会社 http://www.kuronekoyamato.co.jp/ /3月16日発表・同社プレスリリースより転載)