AI導入で「自分の仕事が変わる」と3人に2人が予想。AI導入で長時間労働の緩和に期待~『AI(人工知能)が職場にもたらす影響に関する調査』:日本労働組合総連合会
第4次産業革命に代表されるAI(人工知能)等情報通信技術の進展により、定型労働に加えて非定型労働においても省人化が進展することが予測されます。これは、人手不足の解消につながる反面、バックオフィス業務等、雇用のボリュームゾーンである従来型のホワイトカラーの仕事が大きく減少していく可能性も高いと言われています。
そこで、労働者がAIについてどのようなイメージを持っているのか、また、AIが職場環境、働き方、労働条件へどのような影響を及ぼすと考えているのかを把握するため、日本労働組合総連合会(略称:連合、所在地:東京都千代田区、会長:神津里季生)は、2017年12月15日~12月19日の5日間、「AI(人工知能)が職場にもたらす影響に関する調査」を、インターネットリサーチにより実施し、全国の20歳以上の働く男女1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
<調査結果概要>
●AIのイメージ1位「記憶力や情報量が多い」
臨機応変な対応や創造性の能力は、苦手なイメージ
●AI導入で「自分の仕事が変わる」と3人に2人が予想
●AIの導入で仕事は楽になる?それとも負担が増える?
4割半ばが「仕事が楽になる」と予想
●AI導入で労働時間がどう変わる?2割半ばが「減る」と予想
減少予想は「運輸」「金融・保険」で高く、AI導入で長時間労働の緩和に期待
●AIの活用で「勤務先が維持・成長・発展する」と考える人は約6割
●AIが導入されたら現在のスキル・知識で対応できる?「できないと思う」が7割弱
AIに関する知識やスキルに自信のない人が多いという結果
<調査概要>
◆調査タイトル:AI(人工知能)が職場にもたらす影響に関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする20歳以上の働く男女
◆調査期間:2017年12月15日~12月19日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
◆本調査の詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(連合(日本労働組合総連合会)http://www.jtuc-rengo.or.jp/ / 2月16日発表・同会プレスリリースより転載)