「不正のトライアングル」によって不正の背景を分析し、不祥事を未然に防ぐ~eラーニングライブラリ『企業倫理・コンプライアンス リスク感度アップコース』開講:日本能率協会マネジメントセンター
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:長谷川隆、中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、オンラインで学べる法人企業向け教育ツール「eラーニングライブラリ」(※1)の新コースとして、 2月1日から『企業倫理・コンプライアンス リスク感度アップコース』を開講しました。
社会の意識の高まりとともに、企業・組織には、単に法律を犯さなければいいという「コンプライアンス(法令遵守)」にとどまらず、「企業倫理」の徹底が求められています。一方で、自動車会社における「無資格者による完成検査の実施」、大手製鉄会社による「製品の検査データの改ざん」など、組織的な偽装や組織風土に根ざした不正行為が疑われる企業・組織の不祥事は後を絶ちません。企業・組織においてコンプライアンスへの不断の取り組みは不可避であり、コンプライアンスの実践に向け、全従業員に対しての継続的な働きかけが欠かせません。
このような背景のもと、JMAMでは、不祥事(不正行為)の要因となる「不正リスク」の視点から、コンプライアンスの実践を考える教育ツールとして、コンプライアンス必修シリーズ第5弾『企業倫理・コンプライアンス リスク感度アップコース』を開講しました。 本コースでは、米国 組織犯罪研究者ドナルド・R・クレッシーの「不正のトライアングル」を取りあげ、職場・業務に潜む「機会」「動機・プレッシャー」「正当化」という「三つの不正リスク」の視点から、職場で不正が起きる背景を分析し、不正が発生するメカニズムを理解することで、不祥事(不正行為)を未然に防ぐ方法を考えます。
なお本コースは、2月下旬から、スマホやタブレットでも学習いただけます。
JMAMが提供するeラーニングライブラリは、オンラインで1年間、いつでも、何度でも、手軽に学ぶことができる、法人向け教育ツールです。個々人の学習履歴を簡単に把握できるほか、費用についてもマネジメント系教育テーマ全130コースを一人あたり7,560円(税込み)(※2)というリーズナブルな価格で受講できます。パソコン、スマホ、タブレット端末などのインターネットを通じて手軽に取り組むことができ、現在、2,200社超、のべ130万人を超える企業・団体に導入されています。
このほかにも管理職への人事・労務管理教育や全社一斉のコンプライアンス教育、内定者・新入社員教育、英語・中国語などのグローバル教育など、幅広く活用されています。
JMAMでは、今後も企業の人材育成を支援するべく様々なサービスを展開していく予定です。
※1:JMAMが提供する「eラーニングライブラリ(R)」は、「むずかしい」を「わかりやすく」、「手軽に学べて、満足できる」ことを特長とし、インターネットで、1年間、いつでも、何度でも受講できます。内定者・新人から管理職までの階層別教育、コンプライアンスやビジネススキル、語学といった目的別教育、技術・技能教育など幅広いラインアップとなっています。また、eラーニングライブラリの大きなメリットとして、契約期間中は追加料金無しで、新コースが続々追加されていくことです。教材改訂も随時実施しており、スマホ・タブレット対応等、継続的にeラーニングライブラリの充実を図っています。2018年1月末現在、全187コースのラインアップを、2,200社超、のべ130万人以上が利用しています。
※2:マネジメント系ライブラリ(2018年1月末現在130コース)10名さま、7万5600円(税込み)にてご利用いただいた場合の金額となります。ご契約内容に応じて、費用は変動いたします。
『企業倫理・コンプライアンス リスク感度アップコース』の概要
1.ねらい
日常業務において、法令遵守はもとより、倫理的な基準をもって行動することの大切さを考えます。 コンプライアンスのより一層の「定着」をめざすコースです。
2.特長
■米国 組織犯罪研究者ドナルド・R・クレッシーの「不正のトライアングル」(下図参照)を取りあげ、不祥事(不正行為)の芽となる、不正リスクを回避するための方法を学びます。
■職場・業務に潜む不正リスクや日常の行動でのコンプライアンス意識についてセルフチェックを行い、コンプライアンスの意識を高めます。
3.学習時間
想定学習時間 1時間 / 最短実行時間 24分
4.監修
中村葉志生(株式会社ハリーアンドカンパニー 代表取締役社長)
5.対象
ビジネスパーソン全般
6.カリキュラム
プロローグ
0-1 コンプライアンスをとりまく環境
1章 身の回りの不祥事の芽(三つの不正リスク)
1-1 不正のトライアングル
1-2 三つの不正リスク「機会」とは
1-3 三つの不正リスク「動機・プレッシャー」とは
1-4 三つの不正リスク「正当化」とは
2章 リスク感度を高める
2-1 不正リスクへの対応(1)「機会」
2-2 不正リスクへの対応(2)「動機」
2-3 不正リスクへの対応(3)「正当化」
2-4 事例 不正会計
2-5 事例 営業秘密の流出
2-6 エンディング
※テスト問題1回(客観式10問、ランダム出題)
本コースの詳細はこちら
<本件に関するお問合せ先>
【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社日本能率協会マネジメントセンター 広報担当 TEL:03-6362-4361(直通) / E-mail: PR@jmam.co.jp
【サービスに関するお問い合せ先】
(株)日本能率協会マネジメントセンター パーソナル・ラーニング事業本部 TEL: 03-6362-4345
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社日本能率協会マネジメントセンター http://www.jmam.co.jp/ /2月5日発表・同社プレスリリースより転載)