2017年10月の転職求人倍率は前月比-0.11ptの2.25倍~求人数、転職希望者数ともに増加。年末に向けて転職市場はさらに活発に(転職サービス「DODA(デューダ)」調べ):パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2017年10月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA 転職支援サービス登録者(転職希望者)1 名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2017年10月の概況
2017年10月の転職求人倍率は、前月比-0.11ポイントの2.25倍となりました。求人数は前月比104.0%、前年同月比118.4%となり、調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。転職希望者数は前月比109.0%、前年同月比131.9%でした。
業種別にみると、9業種すべてで求人数が増加しました。特に伸びたのは、「メディア」(前月比109.0%)、「IT・通信」(前月比104.8%)でした。職種別で求人数が増加したのは、11職種のうち「技術系(メディカル)」を除く10職種となりました。特に伸びたのは、「技術系(化学・食品)」(前月比118.0%)、「専門職」(前月比115.7%)でした。
■解説 ~年間採用計画の達成に向け、企業の採用活動がさらに活発化。11月以降求人倍率は上昇する見込み~
下半期が始まる10月は、年間採用計画の達成に向けて中途採用に力を入れる企業が増えたことや、上期の業績状況により新たな求人を出した企業があり、求人数が増加しました。転職希望者数も、年明けに新天地へ移ることを希望し活動を始める人が増えたため、最高値を更新しています。求人数、転職希望者数ともに増加したものの、転職希望者数の増加幅が求人数の増加幅を上回ったため、求人倍率は下降しました。
11月以降、求人倍率は上昇し、転職希望者にとっては希望の条件をかなえやすい市況が続くでしょう。転職希望者の活動は、例年11月から年末にかけて落ち着く傾向にあります。一方、企業は年末まで活発に採用活動を行うようになっているのがここ数年のトレンドです。これから転職活動を始める方にとっては、絶好の機会と言えるでしょう。
(DODA 編集長 大浦 征也)
<問い合わせ先>
パーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス) 広報部
TEL:03-6757-4266 FAX:03-6385-6134 pr@persol.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /11月13日発表・同社プレスリリースより転載)