2017年9月の転職求人倍率は前月比-0.08ptの2.36倍~転職希望者数は増加。転職市場の活況は続き、転職希望者へのチャンス広がる(転職サービス「DODA(デューダ)」調べ):パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2017年9月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA 転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2017年9月の概況
2017年9月の転職求人倍率は、前月比-0.08ポイントの2.36倍となりました。求人数は前月比98.0%、前年同月比115.8%となりました。転職希望者数は前月比101.1%、前年同月比133.6%でした。
業種別にみると、求人数が増加したのは9業種のうち「IT・通信」「メディア」「メーカー」「商社・流通」の4業種となりました。特に伸びたのは、「メディア」(前月比103.3%)、「メーカー」(前月比101.9%)でした。職種別で求人数が増加したのは、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(化学・食品)」「クリエイティブ系」「事務・アシスタント系」の5職種となりました。特に伸びたのは、「事務・アシスタント系」(前月比105.0%)、「クリエイティブ系」(前月比103.4%)でした。
■解説 ~年明けの転職を目指す人が転職活動を開始。10月以降は求人数、転職希望者数ともに増加の見込み~
9 月の転職希望者数は増加しました。年明けに新天地へ移ることを希望する人や、期の変わり目で意に反する異動があった人が、転職活動を始めたことが増加につながったと想定されます。一方で、求人数は微減となりました。採用計画の見直しなどで8月から継続して募集する求人数が減ったことや、上半期の最終月で、すでに募集をしているポジションの採用を確定させる動きを優先したことが要因と考えられます。
10月は下半期のスタート月となり、年間採用計画の追い込みを始める企業が多くなるため、求人数は増加するでしょう。転職希望者数も、例年同様増加する見込みであるため、求人倍率は横ばいが続く見込みです。求人数は4月から過去最大級の水準が続いており、転職希望者にとっては選択肢の多い状況に変わりありません。転職を迷っている方は、市況の状況がよい今の時期に、転職活動の準備を進めてみることをおすすめします。職務経歴書の作成や面接の準備を通じこれまでの仕事を棚卸しすることで、こだわりの条件や仕事内容がより明確になるでしょう。その上で、それらをかなえることのできる求人を、幅広い選択肢の中から探してみることをおすすめします。(DODA 編集長 大浦 征也)
<問い合わせ先>
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /10月10日発表・同社プレスリリースより転載)