外国人労働者が108万人に 厚労省調べ・過去最高を更新
外国人労働者数が100万人を超え過去最高を更新中――厚生労働省がまとめた外国人雇用状況調査によると、前年同期比19%拡大し、108万3,769人となったことが分かった(平成28年10月時点)。
在留資格別の雇用状況をみると、専門的・技術的分野で同20%増加し20万人を突破。また、資格外活動(留学)も同25%増加の21万人となっている。このため、政府が近年積極化している高度外国人や留学生の受入れが奏功し、着実に雇用拡大につながっているものとみられている。
外国人を雇用している事業所数は、同14%増加で過去最高の17万カ所となった。規模別では、従業員30人未満の事業所が最も多く、全体の57%(前年同期比16%増加)を占めている。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2017.02.16 より転載)