転職経験者は6割以上。半数以上が転職後に年収増~『働く女性の転職白書』を発表:日経BP
日経BP社(本社:東京都港区、社長:新実 傑)のウェブサイト「日経ウーマンオンライン」と、日経グループの求人情報・人材紹介事業会社である日経HR(本社:東京都千代田区、社長:長谷川俊男)が共同で運営する働く女性のための転職サイト「日経WOMANキャリア」(※1)は、両サイトの読者を対象に転職についての調査を実施しました。「日経ウーマンオンライン」では、この調査で働く女性704人から得た回答を基に、「働く女性の転職白書」を作成。その内容は順次、同サイト上で発表します。
【調査結果のサマリ】
1.働く女性の7割が「転職したい」のに「時間」「勇気」がなく「我慢」している
2.エージェントへの登録に抵抗はないが、半数以上が利用したことがない
3.6割以上が転職経験あり。半数以上が年収増、うち3割は100万円以上アップ
【調査の概要】
2016年11月7日~12月4日、日経ウーマンオンラインと日経WOMANキャリアのサイト上で調査を実施。日経ウーマンオンラインを通じた回答者389人、日経WOMANキャリアを通じた回答者315人、計704人の回答を得た。属性は、独身59.4%、既婚(子どもあり)19.3%、既婚(子どもなし)15.3%、独身(子どもあり)6%。年齢は25~39歳が62.1%。居住地は、東京都28.1%、神奈川県12.9%、大阪府7.8%。職業は、会社員(一般職)が61.8%。
1.働く女性は「時間」「勇気」がなくて転職を「我慢」する
「現在、転職をしたい」と思っている働く女性は68.9%(「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計/全体集計)。「日経WOMANキャリア」での回答によると、89.8%が転職を希望しています。「日経ウーマンオンライン」での回答者を見ても、52%の人が転職を希望していました。
転職したい理由は「年収をアップさせたい」(43.9%)、「仕事のやりがいがない」(37.9%)、「今後の将来を考えてキャリアアップしたい」(35.5%)、「職場にロールモデルがおらず、現職では自分の将来がイメージできない」(33.4%)と続き、仕事へのやりがいやキャリア、収入アップを求めて新しい仕事にチャレンジしたいという理由が目立ちました。
しかし、「転職に興味はあるが転職活動をしていない」と回答した人は、51.7%。理由は、「今の仕事内容や職場環境に満足はしていないけれど、我慢できるから」(33.0%)、「転職活動をする時間がないから」(25.3%)、「転職する勇気がないから」(23.6%)。「時間」と「勇気」がないため、転職への思いを「我慢」している働く女性が多いことがわかりました。
2.エージェントへの登録に抵抗はないが、半数以上が利用したことがない
転職に興味はあるものの、転職エージェントを利用したことがある人は 44.7%。転職活動をしない理由に「エージェントに登録することに抵抗があるから」と回答した人は6.9%でした。
3.6割以上が転職経験あり。半数以上が年収増、うち3割は100万円以上アップ
転職をしたことがあると答えた女性は63.5%おり、転職経験者のうち、直近の転職で年収が上がった人は54.8%。そのうち100万円以上アップしたと回答した人は31.9%でした。
調査結果を基にした「働く女性の転職白書」の詳しい内容は「日経ウーマンオンライン」で掲載します。(以下は公開済みの記事一覧)
【働く女性の転職白書】
- 転職白書 女性の7割が転職希望「時間と勇気なく我慢」
- 転職白書 一番人気は事務系 憧れ業種は意外なあの業界
- 転職白書 女性の決め手 福利厚生より「年収と未経験可」
- 転職白書 経験者8割が満足 年収や働き方、人間関係改善
(日経ウーマンオンラインのコラム「アラサー世代の転職指南塾」内で掲載中)
※1:日経WOMANキャリア
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(株式会社 日経BP http://corporate.nikkeibp.co.jp//2月1日発表・同社プレスリリースより転載)