ストレスチェックを受けたことがある人は、義務化4ヵ月後の時点で30.4%。実施が義務付けられたことを知っていた人は54.1%~『ストレスチェックに対する従業員の意識』:第一生命経済研究所
第一生命保険株式会社(社長 渡邉 光一郎)のシンクタンク、株式会社第一生命経済研究所(社長 矢島 良司)では、従業員数300人以上の民間企業に勤める正社員20~59歳の男女1,000人に対して、ストレスチェックに対する意識についてアンケート調査を実施しました。このほどその調査結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
≪調査結果のポイント≫
ストレスチェックを受けた経験
●受けたことがある人は、義務化4ヵ月後の時点で30.4%。
●大きな企業に勤める人ほど、受けたことがある。
ストレスチェック実施義務化の認知状況
●実施が義務付けられたことを知っていた人は54.1%。
●ストレスチェックを受けたことがない人は、知らなかった割合が高い。
ストレスチェックに対する評価
●「自分の心の健康の管理」「職場環境の改善」に役立つと感じる割合も、「プライバシーが守られるか」「受けると仕事上の不利益が生じないか」不安と感じる割合も、それぞれ4割前後。
●「職場環境の改善」に役立つと感じる割合は従業員数5,000人以上の企業に勤める人で高い。
●ストレスチェックを受けたことはないが受けるよう言われたことがある人は、役立つ・不安と感
じる割合がともに高い。
ストレスチェックを受ける意向
●「積極的に受けたい」と感じる割合は全体では31.6%、ストレスチェックを受けたことがある人では39.1%。
●大きな企業に勤める人ほど「積極的に受けたい」。
<お問い合わせ先>
(株)第一生命経済研究所 ライフデザイン研究本部
研究開発室 広報担当(津田)
TEL.03-5221-4772
FAX.03-3212-4470
◆ 本調査の詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(株式会社第一生命経済研究所 http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ /9月23日発表・同社プレスリリースより転載)