組織は変えられる!新しい組織開発のリーダーシップ物語~『社員参謀!―人と組織をつくる実践ストーリー』(荻阪哲雄:著)日本経済新聞出版社から刊行
日本経済新聞出版社は、荻阪 哲雄:著『社員参謀!―人と組織をつくる実践ストーリー』を刊行しました。
◆複数の実在人物をモデルにした新しい組織開発のリーダーシップ物語
大手グローバル企業の事業部長・姿晋介は、本社役員への就任を目前に、グループのM&A戦略で2社が経営統合した子会社DJ社への出向を命じられる。
会社から晋介に与えられたミッションは、DJ社の取締役 組織開発担当。
出向先のDJ社で、晋介を待ち構えるのは、宿命のライバルである、社長の檜垣真吾。
「これで会社人生も終わった」――失意のどん底に落ちた晋介は、ある言葉をきっかけにこの出向の解釈を自分で変え始める。
この会社を何とかしたい!
これから新しい組織開発を起こし、どのようにDJ社を蘇らせるのか?
合理主義者の社長に働きかけ、役員を巻き込みながら、晋介は、組織・人の軋轢を乗り越え、1人、2人と同志を増やしていく。
彼の心を支えたのは“草の根リーダーシップ"だった。
バランスシートには表れない組織文化という課題とどう向き合うか? ストーリーとポイント解説を組み合わせ、新しい組織開発の実践を説く、新たなリーダーシップの実践物語。
■書籍概要
社員参謀! ― 人と組織をつくる実践ストーリー ―
発売日:2016年6月
著者:荻阪 哲雄
判型:四六判 並製
ページ数:304
ISBN:978-4-532-32077-5
価格:本体1,800円 +税
■目次
第1章 姿晋介 出向を命ず!
第2章 「最大の宿敵」から「最高の戦友」へ
第3章 本城恵美の真剣勝負
第4章 眠れる獅子が目を覚ます時
第5章 その時、三割のくせ者が動いた
■著者紹介
荻阪 哲雄(おぎさか・てつお)
東京生まれ。株式会社チェンジ・アーティスト代表取締役。
多摩大学経営情報学部客員教授。専門は、組織開発論、ビジョン・マネジメント論。多摩大 学大学院経営情報学研究科修士課程修了(MBA取得)。警視庁、ベンチャー企業勤務の後、一橋大学・山城章名誉教授の経営研究所へ。プロジェクトマネ ジャーを経て1994年、組織風土改革コンサルティングファーム、スコラ・コンサルトの創業期に参画。同パートナーに就任。2007年、独立。組織開発の ビジョン実践手法「バインディング・アプローチ」を開発、提唱してチェンジ・アーティストを創業。代表に就任。2015年、『リーダーの言葉が届かない 10の理由』(日本経済新聞出版社)を上梓。本書は韓国語版も出版された。2016年、多摩大学経営情報学部客員教授就任。組織を動かす「ツボ」と「コ ツ」をわかりやすく教えることに定評がある、実践型の組織開発コンサルタントである。他の著書に『結束力の強化書』(ダイヤモンド社)、『ここから会社は 変わり始めた』(共著、日経ビジネス人文庫)などがある。
◆本書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(日本経済新聞出版社 http://www.nikkeibook.com/ /6月発表・同社プレスリリースより転載)