看護師の転職先選びでは、「人間関係」や「休日の確保」が「給料」よりも重要視されている?:レバレジーズ
レバレジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締:岩槻知秀)は、看護師向け求人サイト「看護のお仕事」にて、「看護のお仕事」登録ユーザーを対象としたアンケート調査を実施し、509名より回答を得ました。
以下、調査結果をご報告します。
■調査概要
調査方法:アンケート
調査対象:「看護のお仕事」に登録しているユーザー
有効回答数:509
調査期間:2015/11/11~2015/11/20
■調査結果の概要
★20代は、2人に1人以上が初めての転職。30代以降、3回以上転職経験のある人の割合が大幅にUP
★「スキル不足」に不安のある20代。「新しい職場への不安」、「条件の悪化」は全年代共通の心配事
★転職先選びでは「給与」よりも「人間関係」や「休日の確保」を重視。20代後半以降は「子育てのしやすさ」も決め手に
■調査結果の詳細
質問1:あなたは、今までに何回転職しましたか?
★20代は、2人に1人以上が初めての転職。30代以降、3回以上転職経験のある人の割合が大幅にUP
アンケート結果を見てみると、20代前半では約8割の人が転職未経験です。
20代後半になると半数の人が、30代以降は7割を超える人が転職を経験していることがわかりました。 さらに、3回以上の転職経験を持つ割合は30代、40代、50代と年代が上がるにつれてぐっと高くなっています。
つまり、専門学校や大学を卒業してから3~5年は同じ職場に勤務する方が多いということかもしれません。
また、20代後半~30代にかけて、女性の中には結婚や出産を経験する方も多くなります。 そういったライフステージの変化に伴い、自分の生活スタイルに合った職場を求める方が増えるのでしょう。
質問2:転職活動で不安に思っていることは何ですか?
★「スキル不足」に不安のある20代。「新しい職場への不安」、「条件の悪化」は全年代共通の心配事
初めての転職となる割合が高い20代前半では7割以上の人が、20代後半では約6割の人が「自身のスキル不足」に不安を感じていることがわかりました。 看護師としての経験年数の短さから、他の職場で自分のスキルが通用するのか心配になる人が多いようです。
20代はそのほかにも、「履歴書や職務経歴書の書き方がわからないこと」「面接の受け答えの仕方がわからないこと」を不安要素に挙げる人が比較的たくさんいました。
また、世代に関係なく約半数の人々が「新しい職場になじめるかどうか」「希望に合う求人が見つかるかどうか」「今よりも雇用条件が悪化しないかどうか」を気にしているようです。
世代ごとに違いはありますが、誰もが転職活動に対して何かしらの不安を抱えているのが見てとれます。
質問3:あなたが転職で実現したいことは何ですか?
★転職先選びでは「給与」よりも「人間関係」や「休日の確保」を重視。20代後半以降は「子育てのしやすさ」も決め手に
すべての年代で、最も実現したい割合が高かったのは「人間関係がよい職場で働くこと」でした。
給与などの条件面よりも一緒に働く人との関係性を重要視している人が多く、精神的ストレスの少ない環境で働きたい人の割合が高いとも言えます。
また、「休日数を確保できること」「残業の少ない職場で働くこと」を重視しているという声も一定数ありました。
看護師の仕事は肉体的にハードになりがちなので、しっかり休息の時間をとりたいと考えている人や、プライベートを充実させたいと思っている人が多いのかもしれません。
さらに、20代後半~40代では「子育てがしやすい環境で働くこと」を希望する人が増えており、特に30代においては過半数を超えています。 20代後半以降は、仕事と子育ての両立を考えて転職する人が増えるといえるでしょう。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(レバレジーズ株式会社 http://leverages.jp/ /7月12日発表・同社プレスリリースより転載)