中国における日系企業の求人2015年1-12月の累計求人数は前年比2%減。中国経済の減速影響が続く~『中国における日系企業の求人動向レポート(2015年12月分)』リクルート
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:中下 真)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする2015年12月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、26の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
■中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 中下 真のコメント
2015年1-12月の累計求人数は前年比2%減。中国経済の減速影響が続く
当社が取り扱う12月の求人数は、前年同月比17%減の604件となった。前年同月比減は、統計開始以来初の6カ月連続。この結果、2015年通年 の累計求人数は前年比2%減の9,167件となった。2015年上期は前年同期比で求人数が拡大したものの、下期に入ってから日系企業の人材需要は停滞を続けている。年明け以降も中国経済の先行き不透明感が払拭されないことから、人材採用における日系企業の慎重な姿勢は当面継続しそうだ。
2015年12月については、前年同月比で求人数の減少が大きい業界は次のとおり。
「商社/貿易」では、技術系人材に対するニーズが安定している一方、営業職で求人数が減っている。市場の状況を踏まえ、日系企業が営業職の新規採用 に慎重になっている様子がうかがえる。「建築/不動産」は不動産投資の低迷が続き、人材採用においてもマイナス基調からの脱却は足踏み状態。下期通算でも 求人数は前年同期比半減となった。「サービス」では、広告・メディア関連企業で底堅さが見られたものの、コンサルティング業では、新規進出企業数の停滞を 背景に引き続き求人数が伸び悩んでいる。
中国における日系企業の求人動向レポート 2015年12月分(765 KB)
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /2月17日発表・同社プレスリリースより転載)